学部後期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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光工学

光は,物理的接触を伴わずに対象へのエネルギーの受け渡しが可能であり,熱エネルギー変換はもちろん,電子のエネルギー準位への直接寄与に至るまで,実に多様なアクションが可能であり,今日の最先端工学を具現化するために,不可欠なエネルギ形態の一つである.本講義では,歴史的な光学理論の体系化過程を学ぶとともに,それら体系化理論に基づき実現された様々な光機能要素素子の理解を目的とする.さらに,基本的な光学系設計に不可欠なレイトレーシング法の演習および実際の先端工学適用アプリケーションの学習を通して,光学理論の実用工学への適用センスを培うことを狙う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-PE3603L1
FEN-PE3603L1
光工学
高橋 哲
S1
月曜3限、月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1. 光工学入門と光工学の歴史 2.光学理論体系の実際(幾何光学,波動光学,電磁光学,量子光学) 3.光学現象の本質的理解(反射・屈折・全反射,偏光・干渉・回折,放射圧) 4.球面屈折面と結像,球面レンズ・非球面レンズ・フレネルレンズ・レンズ収差 5.レイトレーシング,組合せレンズによる光学系設計 6.光学素子の実際(光源・光エネルギ場制御素子・光検出器) 7.生物が有する光学システムとその工学応用 8.オプトメカトロニクス(先端光技術応用アプリケーションの実際)
成績評価方法
最終試験,中間試験,レポート点,出席点を総合的に評価する.
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)