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最終更新日:2025年4月21日
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ローマ法
古代末期における古典古代の受容と変容
アウグスチヌス『告白』を導きの糸とし、古典古代の文物が3・4世紀のキリスト教社会でどのように受容・変容されたのか、あるいはされなかったのか、という観点から、幾つかのテクストを読んでいきます。中心となるテーマは「教父と古典」、とりわけ古典古代の哲学とキリスト教の関係ですが、その前提として、キケロー哲学(とりわけ『法律について』以降の諸著作)をプラトン哲学との関係を中心に読み解くこと、紀元前1世紀から紀元2世紀にかけての統治構造と法制度の変化の説明、に多くの時間を割きます。その上で、3・4世紀の(キリスト教に対する)異教文学との比較をも視野に入れ、「教父と古典」の問題を考察します。(*大学院講義『中世学識法』のシラバスも参照してください)
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