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最終更新日:2026年10月1日

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 教育哲学および教育思想史の知見を基盤として現代における人間形成と教育の問題を考察することはいかにして可能だろうか。本授業では、教育哲学におけるいくつかの鍵概念をとりあげ、関連するテクストを読解しつつ現代の人間と文化の問題を検討する。今回のテーマは、「ナラティヴ」である。  授業担当者はこれまで「記憶の教育学」に関する検討を、とくに「カタストロフィと教育」という主題との関係で積み重ねてきた。本授業はその延長線上に位置づくものである。個人の記憶であれ、集団の記憶であれ、過去の経験を意味づける際に鍵となるのは「ナラティヴ」である。メモリー・スタディーズはそのように主張している。だが、その場合の「ナラティヴ」とはいったい何なのか。本授業では、言語哲学、アート論、ゲーム論、文学研究なども視野に入れつつ、「ナラティヴ」に関する哲学・哲学的なテキストを選択して輪読し、その内容を人間形成(Bildung)とのかかわりにおいて検討する。  本授業を通じて、受講生は(1)教育哲学・思想史の基礎概念および問題構成を習得することができる。(2)現代社会における教育について批判的に論じる基本的な構えを身につけることができる。(3)以上のことを前提としつつ、各受講生の個人研究を批判的に再検討する一視点を得ることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-01
GED-IE6801S1
教育哲学演習Ⅰ
山名 淳
S1 S2
木曜2限
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昨年に引き続き、いわゆるポストトゥルース現象を横目でにらみながら、「教育」と「真理」との錯綜した関係について省察することを目標とする。今年は、レヴィナスの主著のひとつ『全体性と無限』に登場する「真理は正義を前提とする」というテーゼが提出される箇所を精読し参加者と議論する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-02
GED-IE6801S1
教育倫理学演習Ⅰ
平石 晃樹
S1 S2
月曜5限
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「ケアの倫理と教育」をテーマに、以下の英語文献と日本語文献(教科書)を講読することで、日本語文献と英語文献を精確に読み、理解する能力を向上させるとともに、テーマに関する問題について、(他の人々とコミュニケーションをとりながら)批判的に考える力を身につけることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-03
GED-IE6802S1
教育人間学基本演習
片山 勝茂
S1 S2
木曜4限
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 二つの目的をもって演習を設定する。第一に修論・博士論文執筆に向けて、教育史の研究方法、論文作法について、各自の論文発表を通じて習熟すること。第二に、教育実践に焦点をあて、教育実践からどんな教育史像が浮かび上がるのかについて検討すること。  今年度は、前半において共通文献を、後半において個人発表を行うこととする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-04
GED-IE6803S1
日本教育史演習Ⅰ
小国 喜弘
S1 S2
木曜3限
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「無知学」(agnotology)とは、「私たちは何を知らないのか」を問う営みである。それは学校で教えられなかったり、研究の対象となることが阻害されたりする問題の在処や、社会で「知らない方がいい」とされている対象について分析するための方法論でもある。 これまで日本では、主に科学史や科学社会学、ジェンダー史等の分野を中心に無知学が紹介されてきた。本授業では主に教育の歴史に関連する「無知学」を扱い、「教育により作られる無知はあるのか」という問いを考察する。本授業を通じて受講者は教育史の分野における無知学の研究蓄積を発見し、その方法論的な特徴についても理解した上で、活用出来るようになるはずである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-05
GED-IE6803S1
高等教育・研究の歴史Ⅰ
隠岐 さや香
S1 S2
火曜4限
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【授業の目標】 本ゼミのタイトルも「臨床現象学」であるが、現在日本では、●●現象学、現象学的△△、といった研究領域が多数展開している。しかし、何をもって●●現象学、現象学的△△と称しうるのかは明確ではない。狭義には、現象学者の知見を理論的背景にすることが現象学的な研究であるが、広義には、ものごとを捉えるスタンスを現象学に依拠することも現象学的な研究に含まれる、と講義者は考えている。 本ゼミでは、現象学的質的研究に関する論文等を講読することにより、臨床現象学の解像度を高めることを試みる。 【授業の概要】 授業の前半で、現象学的質的研究に関する村上靖彦の論考から学ぶ。 受講者間の共通認識の基盤を作ったのち、担当者が選んだ論文等を講読する。 詳細は初回の授業で伝えるが、講義で読む論文は国内外の現象学的質的研究の文献に限ることとする。 〈Course Objectives〉 While this seminar is titled "Clinical Phenomenology," various research fields currently exist in Japan, such as "●● Phenomenology" or "Phenomenological △△." It is not always clear what qualifies a study to use these titles. In a narrow sense, phenomenological research uses the insights of phenomenologists as a theoretical background; however, in a broader sense, the instructor believes it includes any research that relies on a phenomenological stance to perceive things. The goal of this seminar is to increase the "resolution" and clarity of clinical phenomenology by reading papers and literature related to phenomenological qualitative research. 〈Course Overview〉 In the first half of the course, students will learn from the works of Yasuhiko Murakami regarding phenomenological qualitative research. After establishing a foundation of common understanding among participants, we will read papers selected by the students. Specific details will be provided in the first session, but the literature covered will be limited to domestic and international phenomenological qualitative research.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-06
GED-IE6804S1
臨床現象学I
大塚 類
S1 S2
月曜2限
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基礎教育学における研究は、教育諸学・教育実践を基礎づけ方向づける社会的・倫理的な志しをもつ内容でなければならない。この授業は、そうした基礎教育学研究者の社会的・倫理的な志しを鼓舞し、ともに高めあう協同的な研究教育の場である。具体的には、基礎教育学コースに属する教員スタッフ及び大学院生が各自、研究発表を行い、その内容について、検討する。 とりわけ学位論文の執筆予定者は、この場で研究構想を発表し、各研究領域から、哲学的な意味で「批判的」である吟味を受けることが望ましい。日程等については、事前にコース内に掲示する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-07
GED-IE6840S1
基礎教育学総合演習
平石 晃樹
S1 S2 A1 A2
水曜4限
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 本授業では「教育哲学演習Ⅱ」の主題を継続する。ただし、2度ドイツの教育哲学者(Markus RIeger-Ladich)教授、テュービンゲン大学)をオンラインで招待し、その講演についてディスカッションを行う予定である。  教育哲学および教育思想史の知見を基盤として現代における人間形成と教育の問題を考察することはいかにして可能だろうか。本授業では、教育哲学におけるいくつかの鍵概念をとりあげ、関連するテクストを読解しつつ現代の人間と文化の問題を検討する。今回のテーマは、「ナラティヴ」である。  授業担当者はこれまで「記憶の教育学」に関する検討を、とくに「カタストロフィと教育」という主題との関係で積み重ねてきた。本授業はその延長線上に位置づくものである。個人の記憶であれ、集団の記憶であれ、過去の経験を意味づける際に鍵となるのは「ナラティヴ」である。メモリー・スタディーズはそのように主張している。だが、その場合の「ナラティヴ」とはいったい何なのか。本授業では、言語哲学、アート論、ゲーム論、文学研究なども視野に入れつつ、「ナラティヴ」に関する哲学・哲学的なテキストを選択して輪読し、その内容を人間形成(Bildung)とのかかわりにおいて検討する。  本授業を通じて、受講生は(1)教育哲学・思想史の基礎概念および問題構成を習得することができる。(2)現代社会における教育について批判的に論じる基本的な構えを身につけることができる。(3)以上のことを前提としつつ、各受講生の個人研究を批判的に再検討する一視点を得ることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-08
GED-IE6841S4
教育哲学演習II
山名 淳
A1 A2
木曜2限
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Sセメスターに開講の「教育倫理学演習I」に引き続き、レヴィナスの『全体性と無限』1-C「真理と正義」を講読する。既読の箇所で、レヴィナスはまず「知性」を対象に向かうものとしてではなく、デカルトの無限の観念に範をあおぎながら外部性を希求するものとして捉えなおす。「考える以上を考える」と定式化されるように、知性とはみずからを超えたものを知解することだとされる。こうした知性の再解釈により、では、伝統的には「知性と対象との合致」として捉えられてきた「真理」はいかに理解されなおすことになるのか。「真理は正義を前提とする」という命題の検討を通してこの問いを考察することがおおすじでの目標となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-09
GED-IE6841S1
教育倫理学演習Ⅱ
平石 晃樹
A1 A2
月曜5限
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S1S2タームの「教育人間学基本演習」に引き続き、「ケアの倫理と教育」をテーマに、以下の英語文献と日本語文献(教科書)を講読することで、日本語文献と英語文献を精確に読み、理解する能力を向上させるとともに、テーマに関する問題について、(他の人々とコミュニケーションをとりながら)批判的に考える力を身につけることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-10
GED-IE6842S1
教育人間学特殊研究
片山 勝茂
A1 A2
木曜4限
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