武力紛争(戦争)に適用可能な国際法の基本知識を習得し、海洋国家としての特性を持つ日本の有事についてはもちろん、ロシア・ウクライナ紛争やハマス・イスラエル紛争をはじめとする世界各地の武力紛争について考えるための法的視野を涵養する(これはグローバルサプライチェーンのあり方考える上で日本のビジネスにとっても重要となろう)。なお、本科目では、教養学部・大学院総合文化研究科開講科目「武力紛争法・国際人道法」で扱わなかった国際法規則について講義を行うため、この分野の知識を体系的に学びたい学生は、「武力紛争法・国際人道法」と合わせて本科目を履修(または聴講)するのが望ましい。もちろん、どちらの科目から履修しても構わないし、本科目だけを履修するのでも構わない。