学部前期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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適応行動論
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人間とは何か。根源的な問いに対して我々はどのように探求するべきだろうか。教養学部はこの大問題に対して多様な方法論で究明するための研究者が結集した学際部局であるが、本講義では生物進化、とりわけ霊長類進化の視点でこの問題に迫る。今確認できる全ての生物は、同じ時間を経過して現在の種の形で生物進化を果たしている。生物種としての「ヒト」は、その進化の連続性の中で成立しており、身体や脳の設計、我々が営む社会構造に至るまで、ヒト固有と思われる生命現象も、全て生物進化の上で成立したと考えて良い。化石の痕跡に残らない行動や心といった現象も、生物進化の痕跡といえるだろう。こうした生物進化の視点で、心や行動の進化適応性を考慮し、それを理解する学問は、人間行動進化学、また,心理を理解する学問は進化心理学と呼ばれ、最先端の学際的教養分野である。 本講義では進化論が近現代の人間観・世界観に与えた影響を概観した後、進化生物学の基本的な概念を学習する。加えて、講師の専門である霊長類進化に関わる最新の知見を解説しながら、霊長類の生物特徴とヒトの固有性について理解し、人類の進化史を学ぶ。。これらの内容を踏まえた上で、身体や脳の設計とその進化を考慮して、そこから生じる行動と心について、ヒトとヒト以外の動物との共通性や相違点などの様々な例を挙げて、その進化について学習する。扱う主題としては、ヒトの言語や文化、社会の進化や養育行動などを想定している(講義の進捗や時折挿入する雑談などによって話題を多岐にわたって展開する)。「人間とは何か」という大きな問題に対し、従来の人文科学や社会科学にはなかった新しい文理融合的アプローチによって迫りたい。 本授業の履修にあたって進化学の知識は前提としない。必要な概念についてはその都度解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30210
CAS-GC1D34L1
適応行動論
香田 啓貴
S1 S2
月曜4限
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現代社会論
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【2025/4/7修正】 ◯本講義の目的 現代社会とはいかなる社会か。その秩序はいかに可能になり、また変更されようとしているのか。 この根本的な問い、様々な解が存在し得る問いに自分なりに一定の答えを与え、これから社会に大きな変化が訪れた時にもそれを解釈するための「自分の中の軸」をつくることが本講義の目的です。 (1)現代社会を俯瞰的に把握するために、社会を構成する諸領域のおさえるべき事実を理解する(2)その過程で一定量の情報を短期間で自らの知識とする経験を反復する(3)諸領域を越境しながら思考することで現代社会に共通する課題とそうではない課題とを峻別する、という3点を繰り返す中で、受講生各々が独自の視座を得ることを目指します。その際には、常にメディアにある情報を横目にいれながら社会と個人の関係とを意識します。 現代社会とは何か。その根本に何があり、どんな特異性が存在するのか。その全体を見渡すことはますます難しくなっています。 個人それぞれが自らの見える世界の内部に閉じこもり、またそれを加速するよう社会構造・情報技術等も高度化している。「それならそれで良い」と意識的に選択しているならまだ良いが、おそらくそうではない。多くの人は情報過多の渦の中に巻き込まれるに身を任せ、無意識のうちに狭い世界に引きこもりつつ、可処分時間を「自分ではない何か」に奪われ、休み無く走らせられ続ける感覚に疲弊している。 未来への答えなき不安と期待値の低さ、現在の幸福と最小化・最適化された不満。その中であえて立ち止まり、自分と社会の足元・現在地を確認しなおすことに、いま大学で学ぶことの意義の一端はあるでしょう。 受講にあたって、文理、所属・専攻、関心、進路の希望等々は問いません。 【2024年度本登録実績:文一7名、文二1名、文三8名、理一9名、理二1名の計26名 2023年度本登録実績:文一3名、文二3名、文三3名、理一4名、理二2名の計15名】 ◯本講義の進め方 上記の目的に向け、本講義では中央省庁が刊行する白書を課題文献として、受講生にはその読解を前提に文書を作成し、議論する、という作業をしてもらいます。その際、常に白書の内容に関連するメディア上の情報を踏まえながらのアウトプットを積み重ねます。 具体的には、課題文献を読んで各自のリアクションペーパーを作成した上でグループディスカッションをする「GD回」、全体討議をしレポートを作成する「全体討議回」を講義時間の中で交互に設定し進めます。前後半、それぞれの終わりに研究ノートを作成する「まとめ回」もあります。 リアクションペーパーとレポートでは、メディア上に存在するニュース等関連情報を参照し、白書に示された現状や指針と、メディア上の情報との双方を批判的にとらえるようにしてください。 【2024年度は「国土交通白書」「厚生労働白書」「警察白書」「通商白書」「防災白書」を、 2023年度は「文部科学白書」「食料・農業・農村白書」「エネルギー白書」「外交青書」「防衛白書」を読みました】 上記の「本講義の目的」を達成するためには、歴史的アプローチ(ex.過去の動向を大局的に捉え典型的な構造やパターンを抽出して考える)、理論的アプローチ(ex.個別事例を普遍的に説明できる概念や規則・式を参照したり記述したりしながら考える)、フィールドワークや定量データ分析など分析的アプローチ(ex.現場に生きる人の口述内容や意識調査、統計データに現れる見えていなかった現実を元に考える)といった方法がありえます。 本講義は、その前段階で必要な事実を知る機会となります。難しいと思うかもしれませんが、もし可能であれば、各受講者が自分の知っている範囲で、自由にそれらの方法を組み合わせながら議論やレポートの作成をすることを歓迎します。他の講義・ゼミや課外活動で学んだ知識をアウトプットし血肉化する機会としても利用して頂ければと思います。 学部1・2年生であれば、高校までの教科教育で学んだ内容や探究学習等で得た知識をもとに思考せざる得ない部分も大きいでしょうし、大学に来たからには、その枠を超えた思考を展開したいという関心を様々に持っている場合も少なくはないでしょう。それが将来の職業選択やキャリア形成の選択肢を増やすと予感している人もいるでしょう。例えば「SDGsについてより深く考えたい」「国際政治の勉強をして世界平和に貢献したい」「いずれ地方で暮らし少子高齢化やコミュニティ崩壊の問題に取り組みたい」「遠からず来る大規模複合災害に向けていまからできる防災や復興のあり方を構想したい」等々。 それらの関心の上により深く思考するためには、歴史的・理論的・分析的アプローチなどの方法論的な「タテ糸」と、細分化され続ける個別領域・事例についての幅広く・精緻に構造化された理解によって撚られた「ヨコ糸」とで織られた一枚の布を可能な限り幅広く・分厚く自分の中に用意し携えておくことが必要です。 その布は、難所を進む際には雨風から身を守り、立ち止まる際には落ち着いて休むための敷き布となり、旅の中で得た持ちきれないほどの宝物を遠方まで運ぶための包み布としても活きるでしょう。 ※ガイダンスは担当教員の他のSセメ開講科目の内容とあわせてオンラインにて実施します。 4月6日に以下のURLに動画をアップロードしましたのでご参照ください。 https://docs.google.com/*****
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30330
CAS-GC1C21L1
現代社会論
開沼 博
S1 S2
火曜2限
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社会環境論
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本講義では,自然環境と人間社会の関わりに着目し,災害に対する脆弱性,被災,支援,復興,教訓伝承と次なる災害への備えなど,一連の災害過程にみられる諸問題を,教員の専門である地理学的な視点を中心に多面的・多角的に理解していくための見方・考え方を習得することを目標とする.東日本大震災をはじめとする国内外の災害を取り上げる.授業内容のより詳しい説明は初回授業時に行う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30333
CAS-GC1D14L1
社会環境論
小田 隆史
S1 S2
火曜2限
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社会行動論
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 この科目では、社会行動を導く諸要因に関して、社会心理学の視点に基づく研究知見を概説する。社会心理学とは、 他者存在が人々の思考、感情、行動に与える影響についての科学である。社会心理学は、対人関係並びに集団における人の意識及び行動についての心の過程を検討すると同時に、心が社会環境に関わる情報を適応的に処理していると考え、この情報処理過程について検討している。この授業では、社会環境が人の態度及び行動に影響する過程とその情報処理過程について古典的な理論、基礎的な内容を中心に概説する。社会環境の影響過程については、二者間の対人関係だけでなく、複数メンバーからなる家族、集団および文化が個人に及ぼす影響まで視野に入れて概説する。  社会心理学をはじめとして心理学は、科学的実証アプローチを重視した学問である。そのため、授業では適宜、実験や調査データについて言及をする。これらの研究手法についての理解も同時に深めることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31095
CAS-GC1D35L1
社会行動論
藤島 喜嗣
S1 S2
金曜2限
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音楽論
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「音楽」(と一般的に呼ばれる営みと経験)には、一見すると他の種類の芸術と比べて特異な(存在論的)条件がふたつばかり付き纏っているように思われます。ひとつは、そのつどの演奏を超えた次元に物体として存在しないこと。もうひとつは、にもかかわらず、演奏を取り巻く諸々の物体(楽譜、楽器、映像、録音、レヴューなど)が存在し、それらを使うことで「再演」を試みられること。このふたつの条件が組み合わさることによって、音楽の歴史はそのつどの現在における関心事を推し進めるために、そのつどの過去に存在したとされる(が不在の)音楽をでっちあげることによって、そのつどの未来を切り開いてきた創造的ないし暴力的な捏造行為の連なりとして辿ることができます。 この授業ではそのような観点から、主に西洋の音楽史を「偽音楽史」の集積として読解します。ただしこの読解自体が正史の装いを纏ってしまわないようにも、連続的な通史ではなく、あちこちの時代に散見される偽音楽史の実例を「事件」として編纂し、キーノートを使用した「紙芝居」のオムニバスとして語っていきます。その過程で、偽とはなにか、嘘とはなにか、歴史とはなにか、といった問いをさまざざまな角度から実践的にひねくりまわせるといいです。人工知能の広まりに伴う(歴史記述を含めた)創造行為の問い直しが頭の片隅にあります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30766
CAS-GC1A36L1
音楽論
中井 悠
S1 S2
水曜5限
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言語応用論
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テキストデータの統計的な処理・モデリングに関する基礎を学ぶ。 特に、テキスト基本統計量、テキスト分類・クラスタリング、系列ラベリングに関する基礎を理解する。 この応用として、暗号文書解読や古代文字書き起こしに関する統計モデルを説明する。 講義終盤では最先端の生成AI技術について解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30227
CAS-GC1A13L1
言語応用論
林 克彦
S1 S2
月曜5限
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31859
CAS-GC1A13L1
言語応用論
林 克彦
S1 S2
月曜5限
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美術論
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美術史学の入門として、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史の各分野から、計6名の教員がオムニバス形式で講義を行う。芸術家や美術作品の調査、様式や図像、文字資料を使った検討、鑑定や作品の評価、美術館・博物館における美術展示の実際など、美術史学にかかわる様々な研究方法を概説するとともに、日本・東洋・西洋の古代から現代にいたる主要な研究トピックや国内外での研究動向を紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31472
CAS-GC1A34L1
美術論
増記 隆介
S1 S2
水曜5限
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比較文化論
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異なる存在の出会いは、喜びも苦しみももたらすものです。それは個人レベルでも国家レベルでも、様々な位相で日々繰り返されます。「比較文化」の根本は、この営みに向き合う意思と知恵にあると思います。本講義では、担当者の専門である宗教学を足場に、そして「世界観」「神話」「時」「この世(あの世)」などを切り口に、人間はこの世界をどう捉えてきたのかを「比較」の視点で学び、同時に、その多様な「捉え方」を、学問はどう捉え分析してきたのかを考えます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31476
CAS-GC1A41L1
比較文化論
冨澤 かな
S1 S2
金曜2限
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言語文化論
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世界には6000から7000ほどの言語が存在すると言われるが、その構造は言語ごとに異なり、多様である。たとえば、「花子さんが (S) みかんを (O) 食べた (V)」という内容を伝えるために、日本語のように SOV 語順をとる言語もあれば、英語のように SVO 語順をとる言語も存在する。さらには VSO、VOS、OSV、OVS といった語順も存在し、多様である。しかし、完全に不規則というわけでもない。実は SOV 言語と SVO 言語だけで世界の言語の 80% 以上を占めており、人間の言語に「SがVに先行する」「VとOが隣接する」という傾向があることが分かっている。このような言語の特徴は、世界の言語を幅広く観察することによって初めて知ることができる。 このような言語の多様性の問題は、言語を科学的に探求する学問である言語学 linguistics の研究課題のひとつであるが、この授業では、この言語の多様性に注目しながら、言語学という学問体系の導入をおこなう。世界のさまざまな言語の例をとりあげ、世界の言語の驚くべき多様性について学びながら、言語学とはどういう問題に取り組んでいるのかを議論する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31478
CAS-GC1A18L1
言語文化論
長屋 尚典
S1 S2
金曜5限
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現代教育論
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この授業では、「教育現場において生じる問題及びその背景」と「教育現場における心理社会的課題及び必要な支援」について、授業担当者の実務経験に基づいて説明する。 授業担当者は、スクールカウンセラーや教育相談所相談員という教育領域の心理臨床家(心の専門家)としての実践経験が有る。 具体的には下記の内容を取り扱う。 1.教育現場において生じる問題及びその背景  いじめ、不登校、学業不振など。   2.教育現場における心理社会的課題及び必要な支援  教育現場における社会心理的課題:友人関係、発達障害、精神疾患など。  学校内の支援体制と方法:教員による教育相談、スクールカウンセラーなど。  学校外の支援体制と方法:教育委員会、医療機関など。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30022
CAS-GC1C51L1
現代教育論
橋本 和幸
S1 S2
月曜1限
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