複雑・巨大かつネットワーク化されたシステムをデザインし・記述し・評価し・改善するための,システムズ・エンジニアリング手法の基礎を体系的に学ぶ.現代のシステム工学の基本となる,要求分析から機能設計,詳細設計,解空間探索から最適化までの一連の流れを2つの観点から学ぶ.一つは,システムの構造分析手法とスケジューリングを中心とした一連の流れである.もう一つは,確率モデルを中核とするシステムモデリングとシミュレーション手法の理論的基礎からの一連の流れである.演習などを通じて実践的課題にも取り組み,身に付く形で学び取る.