大学院
横断型教育プログラム
デジタル・ヒューマニティーズ教育プログラム (30)
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最終更新日:2024年10月18日

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情報メディア論I:インターネット基礎
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本講義ではインターネットの仕組みや関連する技術を扱う。主にインターネットの基盤的なプロトコル群であるTCP/IPについて解説する。 様々なネットワークが相互に接続して構成されるインターネットにおいてどのように通信が行われているのか、普段使用しているハブやルータはどのように動作しているのか、Webブラウザによるサイトの表示(HTTP)や電子メールの送受信(SMTP・POP・IMAP)はどのように行われているのか、技術的な知識を学ぶことでインターネットをただ使うだけでなく、その動作を理解することを目的とする。受講にあたり、電子工学や情報科学の基礎知識を持っている必要はない。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240004
GHS-XX6A01L1
情報メディア論I:インターネット基礎
西川 賀樹
S1 S2
水曜3限
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情報メディア論II:情報セキュリティ
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インターネットが普及し、様々なものをネットワークに接続するようになってきている中で、企業や一般家庭における情報セキュリティの重要性はますます高まっている。本講義では主にマルウェアや不正アクセス、情報漏洩といったインターネットにおけるセキュリティ問題を取り上げ、事例の紹介や対策方法について解説する。また、インターネット利用において詐欺、権利侵害、個人情報等の問題では法律の知識も必要となることから、法的事柄についても解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240005
GHS-XX6A01L1
情報メディア論II:情報セキュリティ
西川 賀樹
A1 A2
水曜3限
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人文情報学概論I
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長らく紙媒体に依拠してきた人文学は、今や様々な面でデジタル媒体に依拠せざるを得なくなりつつある。人文学の基礎である資料批判の手法は主に紙媒体に対して培ってきたものであり、人文学が学問としての基礎を維持し続けるためには、デジタル媒体の普及という新たな状況に対して資料批判の手法を再構築しなければならない。そして、この過程を通じて、人文学は、資料とそこから得られる情報の意義を再考するとともに、デジタル媒体の示す広汎な可能性に沿って自己を再規定する必要がある。人文情報学あるいはデジタル人文学(Digital Humanities)は、こうした課題解決のため、人文学研究者と情報学研究者が協働する場として世界で展開しつつある新しい枠組みである。 本授業では、デジタル媒体をも対象とする新たな資料批判の力を身につけることを目指し、この人文情報学の中心的課題である、デジタル媒体時代における人文学にとっての資料と情報に関する問題系の理解を深めるとともに、国内外で取り組まれつつある種々の具体的事例を通して人文情報学の現状を把握し、デジタル媒体に適切に向き合う構えを自律的に形成できる人文学研究者としての素地を涵養する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240091
GHS-XX6A01L1
人文情報学概論I
大向 一輝
S1 S2
水曜5限
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人文情報学概論II
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長らく紙媒体に依拠してきた人文学は、今や様々な面でデジタル媒体に依拠せざるを得なくなりつつある。人文学の基礎である資料批判の手法は主に紙媒体に対して培ってきたものであり、人文学が学問としての基礎を維持し続けるためには、デジタル媒体の普及という新たな状況に対して資料批判の手法を再構築しなければならない。そして、この過程を通じて、人文学は、資料とそこから得られる情報の意義を再考するとともに、デジタル媒体の示す広汎な可能性に沿って自己を再規定する必要がある。人文情報学あるいはデジタル人文学(Digital Humanities)は、こうした課題解決のため、人文学研究者と情報学研究者が協働する場として世界で展開しつつある新しい枠組みである。 本授業では、Sセメスターの「人文情報学概論Ⅰ」に引き続き、方法論のコモンズ(Methodological Commons)としてのデジタル人文学の理解を深めると同時に、実習を通じた各種スキルの習得や、自身の研究テーマに適した方法論の検討を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240092
GHS-XX6A01L1
人文情報学概論II
大向 一輝
A1 A2
水曜5限
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人文情報学研究I
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人文学におけるこれまでの研究は、紙媒体を前提として長く育まれてきた膨大な暗黙知によって成立し発展してきた。この暗黙知を意識する必要が出てきたのはデジタル媒体を避けて通れない状況が現出したからに他ならない。欧米ではすでに30年にわたるTEI(Text Encoding Initiative)ガイドラインへの取り組みにより、西洋中世写本研究から言語コーパスに至るまで、テキストに内在する暗黙的な構造を明らかにしてデジタル媒体へと還元してきており、欧米で発展するデジタル・ヒューマニティーズにおける「方法論のコモンズ(Methodological Commons)」という基本理念を体現してきた。一方、日本をはじめとする非欧米文化圏の人文学は未だこの動向への参画が決して十分とは言えず、ここから学び得ることは少なくない。 また、ウェブを中心としたデジタル学術情報基盤の世界では、研究データや資料を相互に接続し知識基盤を構築する枠組みとしてRDF(Resource Description Framework)が浸透しつつあり、さらに、専門分野における概念同士の関係性や人物・地名の関係といった知識の記述自体にもこれを用いようとする動きが広まりつつある。 一方、コンピュータを用いた大規模なデータの管理や利用には関係データベース(Relational Database: RDB)が広く用いられてきた。各種のデジタルアーカイブやウェブサービスの多くはRDBに支えられており、技術者の層も厚い。表形式のデータに対して柔軟かつ高速な絞り込みや演算を行うことができるRDBは、人文学研究においても有用である。 本授業では、人文学がこれまで積み重ねてきたデジタル技術による暗黙知の明示的構造化の状況について理解する。次に、RDB、TEIガイドラインとその基盤技術であるXML、RDFの各技術を概説し、資料や知識を構造化する枠組みを習得する。これらにより、洋の東西や分野の違いを問わず、デジタル媒体を前提とした研究環境へと適切に対応するための基礎を涵養することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240093
GHS-XX6A01L1
人文情報学研究I
大向 一輝
S1 S2
金曜2限
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人文情報学研究II
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Sセメスターの人文情報学研究Ⅰに続き、デジタル環境における人文学のためのテキスト資料の扱いに関する講義と実習を行い、デジタル媒体を前提とした研究環境へと適切に対応できるようになるための基礎を涵養することを目指す。 ここでは、基本的には実習を中心に行い、受講生は、これまでに習得したテキスト構造化をさらに深めるのみならず、デジタル技術を用いて人文学の構造化資料を視覚的に描画し、それを通じて発見性を高める技法を学ぶ。そして、同時にそのことを批判的に把握する視点をも学ぶことで、多様化する資料情報を適切に理解し評価できる知見を涵養する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240094
GHS-XX6A01L1
人文情報学研究II
永崎 研宣
A1 A2
金曜2限
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人文情報学の諸相
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この演習では、人文社会系の諸学における人文情報学的なアプローチの展開、そこでの課題や展望を、複数の専門分野の教員によるリレー形式で考える。本年度は、言語学、美術史、文化資源学の三分野を取り上げる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240095
GHS-XX6A01L1
人文情報学の諸相
中村 雄祐
A1 A2
水曜2限
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言語研究のための情報処理
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言語データの検索や分析、さらには言語学の研究に役立つ情報処理能力を、Python の課題によって習得することを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240096
GHS-XX6A02S1
言語研究のための情報処理
小林 正人
S1 S2
金曜3限
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デジタル・ヒューマニティーズ入門
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デジタル技術は、人類の知的資源の保存、研究、発信の方法を大きく変えて、情報社会の新しい知識基盤を形成している。この変化に対応すべく、デジタル媒体による学術資料のアーカイビング、文化コンテンツの分析、学術成果の公開や展示の方法などを、文系・理系の枠組みを横断して研究する「デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学・デジタル人文学)」の動きが世界的に拡がっている。 本講義では、このような世界的な動向を踏まえて、デジタル技術を批判的に用いた「知」の形成をどのように実践していくか、大学院横断型教育プログラム「デジタル・ヒューマニティーズ」に関わる講師がオムニバス形式で講義を展開する。 一講義につき一人の講師が登壇し、各講師の研究テーマを中心に、様々なトピックを紹介していく。 主な講義内容としては、文化資源のアーカイブ構築、映像や音響の分析、知識の構造化や可視化の技術、デジタル・メディアによる表現や展示の方法、人文学における情報技術の活用などがあり、受講生がデジタル・ヒューマニティーズに関する基礎的な知識を習得することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240097
GHS-XX6A02S1
デジタル・ヒューマニティーズ入門
大向 一輝
S1 S2
水曜2限
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人文情報学演習I
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人文学研究に対する情報技術の導入にあたっては、各専門分野が受容可能な手続きが求められるとともに、情報学的に妥当な手法でなければならない。これまで人文情報学あるいはデジタル人文学(Digital Humanities)の分野では両者を総合する議論が行われており、さまざまな知見が蓄積されてきた。一方で、個別具体の研究に対して情報技術が貢献可能な範囲やその方法はケースバイケースであり、事例ごとに詳細に検討すべきである。 本演習では、人文学の修士研究および博士研究に情報技術を取り入れることを希望する参加者同士で議論を行い、共通性の発見や知見の相互補完による課題解決の場を提供する。参加者が習得すべき技術については詳細に解説する。また関連分野の文献や技術のサーベイを通じてデジタル人文学の最新動向や方法論を把握し、個々の研究の遂行に役立てる。 技術の例: テキスト構造化(XML・TEI)・テキストマイニング・自然言語処理 ネットワーク分析 知識の構造化(RDF・Linked Open Data・知識グラフ) データベース・デジタルアーカイブ マルチメディア・時空間・3D情報処理 人工知能技術の応用 他 本授業の目的はデジタル人文学の観点からの修士研究・博士研究の支援であるが、希望者には中間目標として研究成果の一部を関連の研究会あるいは学会にて発表できるよう指導を行う。 研究会・学会の例: 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会(年3回開催) 情報処理学会人文科学とコンピュータシンポジウム(年1回開催) Japanese Association for Digital Humanities(年1回開催) Digital Humanities(年1回開催) 他
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240098
GHS-XX6A01L1
人文情報学演習I
大向 一輝
S1 S2
月曜4限
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