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最終更新日:2024年4月22日

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初年次ゼミナール理科

未来のエネルギーを考える
 エネルギー問題の解決には,技術的な側面だけではなく,環境への配慮,経済,地域特性といった多方面からの検討が必要である。本ゼミナールでは,現実の社会問題にはこういった複雑な背景があることを理解しながらエネルギー問題の解決策や未来予測を行うことを通じて,問題解決能力の向上を図ることを目的とする.
 まず,日本と世界のエネルギー事情を概観した後,(1)ガスタービン,エンジンなどのエネルギーの基盤技術,(2) 自動車をめぐるエネルギー技術、(3)IoTデバイスに必要とされるエネルギーハーベスティング技術の3つのテーマについて学習する。これら基本的な仕組みや原理に関する学習の後,グループに別れ,研究段階の技術から実用化された技術までの調査を行い,調査結果のプレゼンテーションを行う。現状を把握した上で今後の課題を抽出し,将来展望を議論する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31430
CAS-FC1520S1
初年次ゼミナール理科
鈴木 雄二
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1週がガイダンス、第2週が共通授業(検索実習の共通講習を含む)、 第3- 13週が個別授業となります。 第3週:イントロダクション,自己紹介 第4週:ゲームで体験するエネルギー問題の「トリレンマ」 第5週:主要エネルギーシステムの概要 第6週:自動車をめぐるエネルギーの話 第7週:IoTデバイスのためのエネルギーハーベスティング 第8週:研究室見学 第9週:グループワーク(1) 第10週:グループワーク(2) 第11週:グループワーク(3) 第12週:グループワーク(4) 第13週:最終発表会
授業の方法
授業序盤では,ボードゲームをとおしてエネルギー問題における「トリレンマ」を体験し,当事者意識を養う。中盤では,発電および輸送機器における既存のエネルギーシステム,将来エネルギーデバイスとしての環境発電について紹介し,基本的なエネルギー機器に関する知識をつける。後半では,エネルギーに関するテーマを設定してグループワークを行い,最終回ではプレゼンテーションを行う。
成績評価方法
初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。
履修上の注意
学生主体で授業を進めるため、特別な事情等で欠席せざるをえない場合は、事前に必ず教員に連絡してください。