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最終更新日:2025年4月21日

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情報社会心理学

コミュニケーション変容の実証的分析
「情報社会心理学」とは、情報化の進展に伴って、我々の社会生活や集合的意識がどのような変化を遂げているのか、それにメディアがどのようにかかわっているのかを実証的に明らかにする研究分野です。
情報化の進展は、私たちの社会生活やコミュニケーション行動に大きな変化をもたらしています。たとえば、携帯電話やインターネットの急激な普及によって、我々のコミュニケーション・ネットワークは確実に変化し、うわさの伝播や世論形成のプロセスも以前とは様相を異にしてきました。また、日常的生活場面でつきあう相手との社会的距離の取り方、言葉づかい、話題の情報源など、多くの側面で変容が生じています。
ただし、自分の感覚や周辺観察による印象論で論じても、それを研究と呼ぶことはできません。調査、実験、インタビュー等、実証的な研究に基づいて、論理を展開するのが情報社会心理学です。また、プラスの側面の影響だけでなく、ネガティブな方向性の影響にも目配りし、社会的に問題になっている課題の解決に向けてデータを提供するのもこの研究の大きな目標です。
この授業/演習では、携帯電話、インターネット等の新しいメディアの普及が、我々のコミュニケーション行動に及ぼす影響、そうしたメディアを介在させた意見形成(うわさや世論など)のプロセス、などについて、参加者が、可能な限り先行的実証研究を渉猟し、それに基づいて議論を交わすことができればと考えています。参加者には、何人かでグループを作っていただき、自らの手で先行研究を探索し、また自らの体験を交えて報告していただく予定です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4912020
情報社会心理学
橋元 良明
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業の方法
講義および指定した参照文献の輪読による。
成績評価方法
基本的に発表および出席による。
教科書
参考書とともに授業中に指示する。