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最終更新日:2025年4月21日

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公共哲学I

分析的政治哲学の諸相1
本演習では、現代の英語圏を中心に進展著しい分析的政治哲学を扱う。政治哲学は、広く政治社会を支える規範ないし価値がどういうものかについて探究する学問である。今日の英語圏の哲学は19世紀に生まれ、20世紀初等から飛躍的な発展を遂げた分析哲学が中心となっており、政治哲学もその影響下にある。本演習では、その分析哲学の道具立てを用いる分析的政治哲学の方法(論)に則って、政治哲学上の鍵概念である「正義」「自由」「平等」等を解明し、それら諸概念の布置を各自で適正に行うスキルを養成する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D230-0650S
公共哲学I
井上 彰
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
初回は参加者に、研究テーマと学問関心について自己紹介してもらう。 続く回では、参加者の希望に従って、 1)文献の批判的検討(英語論文1~2本分) 2)研究報告(学会報告のペーパー、投稿論文の草稿、博士論文の構想や一部等) のいずれかを選んで発表してもらう。1については参加者の関心に沿って分析的政治哲学上の文献を指定してもらうか、以下の文献から章を選んで検討・報告してもらう形式をとる。 Sarah Fine and Lea Ypi (eds.) Migration in Political Theory (New York: Oxford University Press, 2016).
授業の方法
参加者に報告をしてもらう形式をとる。
成績評価方法
発表とディスカッションへの貢献度によって決める。
教科書
とくになし。
参考書
授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
発表のドタキャンは許さない。積極的な発言はもちろんのこと、複数回の発表の申し出もウェルカムである。