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最終更新日:2025年4月21日

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法と行動経済学

法と行動経済学
 この授業では、近年急速に発展してきている「行動経済学(behavioral economics)」の知見をもとに、法制度が果たしている機能や役割について検討する。行動経済学とは、「人間が合理的または利己的に行動する」という仮定を置かず、人間行動およびその相互作用を探究しようとする経済学の一分野である。伝統的経済学との差異だけではなく連続性にも十分注意を払いながら、現実の法律や政策を分析するための視座を提供していきたいと考えている。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-303-30
法と行動経済学
飯田 高
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
授業の進め方の詳細は、参加者の人数や関心に応じて決めることにする。 さしあたり、下記文献所収の諸論文を出発点としておく(購入する必要はない)。 Zamir & Teichman, The Oxford Handbook of Behavioral Economics and the Law (Oxford University Press, 2014) ※この文献の目次については https://global.oup.com/academic/product/the-oxford-handbook-of-behavioral-economics-and-the-law-9780199945474 を参照されたい。
授業の方法
演習形式で行う予定。
成績評価方法
平常点による。
教科書
開講時までに担当教員が用意する。
履修上の注意
「法と経済学」の予備知識は前提としない。 事前に行動経済学の概略について把握しておきたい人は、カーネマン『ファスト&スロー』(早川書房)、大垣昌夫・田中沙織『行動経済学』(有斐閣)などに目を通しておくとよい。