大学院
HOME 大学院 エジプト語と文字論
過去(2019年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

エジプト語と文字論

文字と言語の関係を考察する分野を「文字論(文字学)」と呼ぶ。本授業では、第一に、文字論の基礎的な概念の習得を目指す。第二に、世界最古クラスの文字である古代エジプト語の文字(特にヒエログリフ)に焦点をあて、これらの文字を文字論的な観点から整理するとともに、その表記法についての習得を目指す。第三に、簡単なヒエログリフ碑文とヒエラティック写本が読めるように、基本的な文法についても触れる。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21190112
GHS-GC6A01L1
エジプト語と文字論
永井 正勝
A1 A2
火曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
01:[文字論]文字論と文字学 02:[文字論]文字の分類、文字の機能 03:[文字論]文字の形成法 04:[文字論]ダイグラフィア 05:[文字論]辞書配列、書字方向 06:[文字論]文字の社会的機能、書字材料 07:[エジプト文字]エジプト語と文字 08:[エジプト文字]ヒエログリフの表記法、書字方向、改行箇所 09:[エジプト文字]ヒエログリフ碑文の読解 10:[エジプト文字]ヒエログリフ碑文の読解 11:[エジプト文字]ヒエログリフ碑文の読解 12:[エジプト文字]ヒエラティックの基礎 13:[エジプト文字]ヒエラティック写本の読解
授業の方法
講義形式
成績評価方法
レポート(60%)、授業への参加状況(40%)
教科書
指定しません
参考書
・フロリアン・クルマス『文字の言語学 : 現代文字論入門 』大修館, 2014年[総合図書館 801.1:C89] ・河野六郎『文字論』三省堂, 1994年[総合図書館 801.1:C89] ・西田龍雄「言葉と文字―文字学」, 西田龍雄編『言語学を学ぶ人のために』世界思想社, 1986年[総合図書館 801:N81] ・ヴィヴィアン・デイヴィズ『エジプト聖刻文字』學藝書林, 1996年[総合図書館 801.1:D15:2] ・池田潤・永井正勝「古代西アジアの言語と文化」, 筑波大学西アジア文明研究センター編『西アジア文明学への招待』悠書館, 2014年[総合図書館 227:Ts66]
履修上の注意
エジプト文字についての予備知識は不要です。
その他
・教材はITC-LMS(https://itc-lms.ecc.u-tokyo.ac.jp/portal/login)を利用して配布します。