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最終更新日:2024年10月1日

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放射線と環境

放射線は自然界に存在し、宇宙や大地からも降り注いでいる。放射線を活用する事で、例えば医療分野においては、診断や治療に無くてはならない技術である。しかし、放射線は使い方を間違えると、人体に悪影響を与える、諸刃の刃である。正しい知識を元に、放射線を活用する事は、現代社会においては必須の技術である。本講義では、放射線の基礎知識を取得するとともに、卒論などで放射線を扱う場合の放射線取扱者としての教育も兼ねている。本講義を受講した学生は、茨城県東海村キャンパスで開催される集中講義「原子炉・ビーム実習」に参加することができる。

Radiation exists on the earth. With controlling the radiation technology, human beings got lots of benefits, e.g., X-ray imaging and cancer therapy. However, radiation may damage human body if we failed to control it. In this lecture, basics of the radiation will be lectured. With passing the exam, students will get a license for radiation usage in UT. Students also can join the special seminar on Quantum beam to be held in Tokai-mura campus.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI3n05L1
FEN-SI3n05L1
放射線と環境
山下 真一
S2
月曜2限、木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
(講義の順とは限らない) ・放射線と放射能 ・原子核の性質と放射線 ・天然放射性核種 ・環境における放射線 ・環境中での放射性核種の挙動 ・放射線と物質の相互作用 ・放射線測定 ・放射線の管理と放射線作用 ・人体への放射線影響と放射線防護 ・人工同位体元素 ・同位体効果の理論と応用 ・原子力エネルギー利用の概要 ・放射線利用の概要 ・加速器の概要 ・放射線に関する法令 ・量子ビーム実習の紹介
成績評価方法
期末試験、レポート及び出席
教科書
(注)必要に応じて適宜参照のこと(購入の必要はない)。「放射線技術学シリーズ 放射線物理学」「放射線技術学シリーズ 放射線生物学」「原子力教科書 放射線安全学」「原子力教科書 放射線利用」「東京大学工学教程 放射線化学」「東京大学工学教程 放射線生物学」「放射線概論」「原子力安全基盤科学1: 原子力発電所事故と原子力の安全」「原子力安全基盤科学2: 原子力バックエンドと放射性廃棄物」「原子力安全基盤科学3: 放射線防護と環境放射線管理」
参考書
「参考書(テキスト)」項目に同じ
履修上の注意
指示しない