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最終更新日:2026年10月16日

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工学シミュレーション

工学シミュレーション/Engineering Simulation
本講義では、2年後期・3年前期で体系的に学んできた力学、制御工学、設計論が、実社会におけるものづくりにおいて、シミュレーション技術としてどのように実装・利用されているかを3部構成で学ぶ。第1部でシミュレーションの基礎を学び、第2部と第3部で具体的な対象に対する力学・制御シミュレーションとそれに基づく評価・設計を取り扱う。

第1部:数値シミュレーションの基礎 プログラミングの初歩から始め、数値シミュレーションによって現象をモデル化するアプローチについて理解を深める。具体的には、モデル化誤差と計算誤差の違い、および常微分方程式や偏微分方程式を数値的に扱うための基礎理論を習得する。これらは、後半で扱う構造解析の理論的背景を理解するための基盤となる。演習にはMatlabを利用する。

第2部:モデルベース開発(MBD)の実践 自動車や船舶の模型(Vehicle)を題材とした「Vehicle Dynamics System」のモデリング・シミュレーションおよび検証を通じ、モデルベース開発(MBD)手法を学ぶ。ツールにはMatlab/Simulinkを使用する。 実務における数値シミュレーションの活用方法、システムの要件定義、構造・振る舞いの設計、MiLs/HiLs、V&V(検証と妥当性確認)など、システムデザインに関する一連の概念を実践的に習得する。

第3部:有限要素法による構造解析 材料力学・構造力学分野を対象とした有限要素法(FEM)による数値解析の基礎を、実例を交えて概説する。構造解析を中心とするが、汎用的な定式化の概念から解説を行う。また、実務で使用される汎用解析ソフトウェアを用いた演習も実施する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI3d13S1
FEN-SI3d13S1
工学シミュレーション
柴沼 一樹
A1 A2
月曜3限、月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学部
授業計画
1 導入 数値計算・シミュレーション・モデルベース技術のエンジニアリング実務での活用について 数値計算の基礎 数値シミュレーションの準備(OSと開発環境) 2 数値誤差について 常微分方程式の解法 3 数値計算の基礎 偏微分方程式の型 離散化 非線形方程式の解法 4 MBD基礎 モデルベース開発 5 MBD基礎 対象システムの要件・構造・ふるまい MiLsとHiLs 6 MBD基礎 V&V 7 MBD基礎 モデルベースの事例紹介 8 構造解析 ガイダンス,有限要素法の基礎(離散系に対する直接解法) 9 構造解析 1次元問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 10 構造解析 多次元スカラー変数場問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 11 構造解析 ベクトル変数場問題(線形弾性論) 12 構造解析 汎用ソフトウェアを用いた解析実習(1) 13 構造解析 汎用ソフトウェアを用いた解析実習(2) 2026年度 各回の担当教員 10/5、稗方 10/19、稗方 10/26、稗方 11/2、村山 11/9、村山 11/16、村山 11/25(水)、村山 12/7、柴沼 12/14、 柴沼 12/21、 柴沼 12/28、 柴沼 1/4、 柴沼 1/18 柴沼
授業の方法
【演習環境に関する注意事項】 汎用ソフトウェアを用いた解析実習(2回)では、Windows環境で 動作するソフトウェアを使用する。Mac OSには対応していないため、MacユーザーはAWS等の クラウドサービスを利用してWindows環境を準備することを推奨する。
成績評価方法
・第1部 3/13, 第2部 4/13, 第3部 6/13の講義回数の配分で成績を付ける ・第1部は出席点および講義への取り組み(各回の小テストあるいは課題)による。 ・第2部は出席点および講義への取り組み(各回の小テストあるいは課題)による。 ・第3部は,出席点20%+小テスト45%+実習課題35%とする。 試験は行わない。
履修上の注意
特になし
その他
<前提となる知識・項目> [関連する講義] 材料力学1,材料力学2,材料力学3,流体力学1,流体力学2,力学演習1,力学演習2,数理演習I,システム工学基礎,先進デザイン,プログラミング基礎 <備考> [配布資料など] ・一部の資料は、UTOLにて配布するので確認しておくこと。 ・前半は専用のwebサイトがあるので,参照のこと.このサイトは講義終了後も残しておくので,講義時間中にノート等を取る必要は無い.サンプルプログラムの実行はオンラインの実行サイトを使うので,原理的にはスマホ等でも参加が可能だが,ノートパソコン等で参加することを勧める. ・後半の最終2回で実施する演習はWindowsで動作する汎用ソフトウェアを用いる。Macには対応していないため、AWS等のクラウドサービスを利用することを推奨する。