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最終更新日:2025年10月17日

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工学シミュレーション

この講義は,前半(A1)6回,後半(A2)6回の2部構成で進行する.
 前半は,宮本教授が担当し,プログラミングのごく基礎的なところからはじめて,差分法による流体解析が行えるまで,その前提となる解法について学ぶ.特に穴埋め式のプログラムを多数提示するため,受講者はこれを演習としてオンラインの実行サイトを利用するなどして解いていくため,結果的に拡散方程式やナビエストークスの式などを使う複雑な問題も解けるようになる.差分法をベースとした様々なモデリングの基本的な考え方や数値データの分析法についても議論する.
 後半は柴沼准教授が担当し,材料力学・構造力学分野を対象とした有限要素法による数値解析の基礎を,実例を交えながら概説する.また,実務でも使用される汎用解析ソフトウェアを用いた演習も行う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI3d13S1
FEN-SI3d13S1
工学シミュレーション
柴沼 一樹
A1 A2
月曜3限、月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
[前半予定] 差分法による流体解析が主となる. 内容的には以下を予定している.項目が多いように見えるが,実際には各項目にサンプルプログラムが提示されており,これをコピー・ペーストすることで実行できるので,無駄なデバッグに時間を浪費することが無いため,演習時間内に各要素を理解し実際に動くプログラムを作成できるようになる.講義時間は途中まで教員と一緒に少しずつプログラムの穴埋めを進めるが,途中から各自の興味に応じて自由にプログラムを変更し数値実験をする時間となる.各回ごとに数値実験の結果を簡単に報告してもらうが,これは講義時間内に実施しても,時間外に別途検討して完成させてもかまわない… (以下の2~3項目を1回に進める) 1. 数値シミュレーションの準備(OSと開発環境) 2. 数値誤差について 3. 常微分方程式の解法 4. 偏微分方程式の型 5. 離散化 6. 非線形方程式の解法 7. 移流方程式の解法 8. 連立方程式の解法 9. 拡散方程式の陽的解法 10. 拡散方程式の陰的解法 11. ポアソン方程式の解法 12. 境界条件の入れ方 13. 非圧縮性流体の計算 14. 流体解析の理論 15. ナビエストークスの式の近似解法 16. SMAC法による解法 [後半予定]  構造解析を中心とするが,汎用的な定式化の基礎概念から概説する. 1.ガイダンス,有限要素法の基礎(離散系に対する直接解法) 2.1次元問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 3.多次元スカラー変数場問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 4.ベクトル変数場問題(線形弾性論) 5.汎用ソフトウェアを用いた解析実習(1) 6.汎用ソフトウェアを用いた解析実習(2) ※ 最終2回で実施する演習はWindowsで動作する汎用ソフトウェアを用いる。Macには対応していないため、AWS等のクラウドサービスを利用することを推奨する。
授業の方法
[配布資料など] ・一部の資料は、UTOLにて配布するので確認しておくこと。 ・前半は専用のwebサイトがあるので,参照のこと.このサイトは講義終了後も残しておくので,講義時間中にノート等を取る必要は無い.サンプルプログラムの実行はオンラインの実行サイトを使うので,原理的にはスマホ等でも参加が可能だが,ノートパソコン等で参加することを勧める. ・後半の最終2回で実施する演習はWindowsで動作する汎用ソフトウェアを用いる。Macには対応していないため、AWS等のクラウドサービスを利用することを推奨する。
成績評価方法
・前半50点,後半50点とし,その合計で成績を付ける. ・前半は,出席点20%(Zoomでのクイズ等で代用の場合がある)+ 実習課題80%とする. ・後半は,出席点20%+小テスト45%+実習課題35%とする. 試験は行わない.
教科書
[後半] J. Fish, T. Belytscho: A first course in finite elements, Wiley, 2007.
履修上の注意
指示しない
その他
前提となる知識と項目:[関連する講義] 材料力学1,材料力学2,材料力学3,流体力学1,流体力学2,力学演習1,力学演習2,数理演習I,システム工学基礎,先進デザイン,プログラミング基礎,プログラミング応用C