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最終更新日:2024年4月22日

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工学シミュレーション

この講義は,前半(A1)6回,後半(A2)6回の2部構成で進行する.
 前半は,宮本教授が担当し,差分法による流体解析を中心として,数値計算法の基礎について教える.また,差分法をベースとした様々なモデリングの基本的な考え方や数値データの分析法についても議論する.
 後半は柴沼准教授が担当し,材料力学・構造力学分野を対象とした有限要素法による数値解析の基礎を,実例を交えながら概説する.また,実務でも使用される汎用解析ソフトウェアを用いた演習も行う.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI3d13S1
FEN-SI3d13S1
工学シミュレーション
柴沼 一樹
A1 A2
月曜3限、月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
[前半予定] 9/28 10/5 10/12 10/19 10/26 11/2 11/9(1回は休講) 差分法による流体解析が主となる. 1.数値シミュレーションの準備(OSと開発環境) 2.差分法の基礎 3.拡散方程式と移流方程式の解法 4.陽解法と陰解法 5.ラプラス,ポアソン方程式の解法 6.粒子法,渦法,セルオートマトンなどの利点 7.データ分析 なお,上記の番号は,1週分を意味するものではない. [後半予定] 11/30 12/7 12/14 12/21 1/4 1/7  構造解析を中心とするが,汎用的な定式化の基礎概念から概説する. 1.ガイダンス,有限要素法の基礎(離散系に対する直接解法) 2.1次元問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 3.多次元スカラー変数場問題(強形式と弱形式,形状関数,数値積分) 4.ベクトル変数場問題(線形弾性論) 5.汎用ソフトウェアを用いた解析実習(1) 6.汎用ソフトウェアを用いた解析実習(2) ※ 最終2回で実施する演習はWindowsで動作する汎用ソフトウェアを用いる。Macには対応していないため、事務室でコースが所有するPCを借用するなど事前に準備しておくこと。
授業の方法
[配布資料など] ・一部の資料は,ITC-LMSにて配布するので確認しておくこと。 ・後半の最終2回で実施する演習はWindowsで動作する汎用ソフトウェアを用いる。Macには対応していないため、事務室でコースが所有するPCを借用するなど事前に準備しておくこと。
成績評価方法
以下は昨年度(2018年度)の情報です.A1A2の履修登録期間前までには更新するので,その時期に確認してください. ・前半50点,後半50点とし,その合計で成績を付ける. ・前半は,出席点20%(Zoomの場合はクイズ等で代用の場合がある)+ 実習課題80%とする. ・後半は,出席点40%+小テスト40%+実習課題20%とする.試験は行わない.
教科書
[後半] J. Fish, T. Belytscho: A first course in finite elements, Wiley, 2007.
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)
その他
前提となる知識と項目:[関連する講義] 材料力学1,材料力学2,材料力学3,流体力学1,流体力学2,力学演習1,力学演習2,数理演習I,システム工学基礎,先進デザイン,プログラミング基礎,プログラミング応用C