学部後期課程
HOME 学部後期課程 先端コンピューティング
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

先端コンピューティング

(前半・奥田担当分)連続体問題を記述する偏微分方程式をコンピュータで解くための理論、並列プログラミング、クラスタコンピュータ利用技術を身につける。具体的には、ポアソン問題と弾性構造問題を対象とし、コンピュータ内に表現するための離散化近似解法としては有限要素法を用いる。また、大規模高速計算を実施するために、 MPIを用いたメッセージパッシングによる並列シミュレーションを実施する。講義と演習を適宜組み合わせて実施する。本講義を履修することにより、連続体力学のコンピュータ・シミュレーション、および、今後のコンピュータ環境では必須となる並列解析の実際についての知識とスキルを身に付けることができる。

(後半・山田担当分)先進の計算機環境を使いこなすために、近年の計算機アーキテクチャの特徴、その特徴を踏まえたチューニング技術について解説する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI3d06S1
FEN-SI3d06S1
先端コンピューティング
奥田 洋司
A1 A2
A1: 火曜3限、火曜4限 他
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
(奥田担当分) 第1回(9/29)導入、諸準備、連続体力学(1) 第2回(10/6)連続体力学(2)、CAE(Computer Aided Engineering)概論 第3回(10/13)形状モデリングとFEMプレポスト 第4回(10/20)離散化、FEMプログラムの実際、計算機環境の準備 第5回(10/27)離散化、FEM実習、計算機利用入門、MPIを用いた並列プログラム 第6回(11/10)並列FEMプログラムFrontISTRを用いた演習、アンケート調査 (予備11/17)並列有限要素解析の性能評価、産業界におけるHPC (山田担当分) ※後半はZoomアドレスを変更します。 第7回(11/27)後半のガイダンス 第8回(12/4)高速化の基礎 第9回(12/11)チューニングについて1 第10回(12/18)チューニングについて2 第11回(12/25)行列演算 第12回(1/8)並列計算のための指標 (予備1/22)
授業の方法
奥田担当(火曜日) 9/29、10/6、10/13、10/20、10/27、11/10、(予備日)11/17 山田担当(金曜日) 11/27、12/11、12/18、12/25、1/8、1/22、(12/4は休講)
成績評価方法
レポートと出席を総合的に評価する。
教科書
https://itc-lms.ecc.u-tokyo.ac.jp/*****
参考書
(奥田)資料やプログラムを適宜配布する。
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)