学部後期課程
HOME 学部後期課程 動機付けプロジェクト
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

動機付けプロジェクト

システム創成学の中で初めに受講するプロジェクト形式の講義であり、システム創成学を学ぶ動機付けを行うことを目的とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI2900S1
FEN-SI2900S1
動機付けプロジェクト
辻 健
A1 A2
火曜3限、火曜4限 他
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2.5
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
動機付けプロジェクトは、前半と後半に大きく分かれる。前半は各自のコースの課題を実施し、後半は3コース間で相互乗り入れし、他コースの課題も含めたものの中から選択した課題を実施する。 ■前半課題(10月8日~11月19日) A、B、Cのコース別に実施する。 ★Aコース(E&Eコース)  担当教員:山田弘司、福井勝則   場所:駒場キャンパス・中セミナー室1 An401.402      ※11/12のみ駒場キャンパス・大セミナー室 Dw601 予定: 10月 8日 ガイダンス       E&Eの研究紹介&座談会      「地球環境と海洋のポテンシャル」多部田茂、平林紳一郎、安川和孝      「エネルギー技術を需要と受容から考える」小宮山涼一、藤井康正、山田弘司 10月15日 E&Eの研究紹介&座談会       「持続的可能な循環社会を目指しての資源工学」小林肇、所千晴、福井勝則      「未来の海洋利用」小平 翼、宝谷英貴、和田良太       後半のテーマ説明 10月22日 外来講師講義 小西哲之(京都フュージョニアリング、京大名誉教授)      「核融合技術開発の動向と産業化への展開」 10月29日 外来講師講義 石井 啓(東京ガス)      「エネルギー・環境分野の政策動向と都市ガス事業の研究開発の取組」      オンライン施設見学 東京ガス横浜研究所 11月 5日 外来講師講義 中谷武志(海洋機構)      「無人ロボットによる海底マッピングの最新技術と世界大会への挑戦」      見学会 巻 俊宏(東大生産技術研究所) 11月12日 グループワーク (駒場キャンパス・大セミナー室Dw601) 11月19日 発表会 ★Bコース(SDMコース) 担当教員:菅野太郎、佐藤健 以下の2つの課題から選択する。(Bコースのコース別ガイダンス時に説明) 〇前半課題1(菅野太郎 *****)   課題名:「ここちよさ」を探る 目的・概要: 道具やIT機器のみならず、ソフトウェや娯楽、サービス、社会制度など、人の営みをゆたかにするべく様々なモノやコトが世の中に存在する。お気に入りのモノ・コトや創り手のアイデア、意図に感心する瞬間がある一方で、どうにも使いにくいものや設計者の人格を疑いたくなるもの、気分を害するものも沢山存在する。これらのモノやコトがなぜここちよく、また悪いのかを様々な視点から評価・分析することによってヒトに優しくヒトを活かすモノ・コト創りのセンスや気づきを養います。 グループごとに対象を設定し、様々な視点からその「ここちよさ」を定義したり、その良し悪しを評価・分析したり、改善案を模索したりします。各グループの設定したテーマに従って独自の考察・評価・分析を進めます。 予定: ※工学部3号館セミナー室2(422室)を使用 ※3限の開始時間は,駒場→本郷の移動時間を考慮して13時30分とします。 10月 8日 イントロダクション、グループ分け、グループワーク開始 10月15日 フィールドワーク、テーマ設定 10月22日 グループワーク・作業 10月29日 中間発表・意見交換、グループワーク・作業 11月 5日 グループワーク、まとめ 11月12日 最終発表 11月19日 予備日 注意事項:必要なオンライン環境・パソコン等を準備してください。 〇前半課題2(佐藤健)   課題名:量子コンピュータを用いた量子力学シミュレーション 目的・概要: 近年、量子コンピュータがソフト・ハードともに目覚しく発展し、量子化学計 算や組み合わせ最適化など、古典コンピュータ上で困難な課題への適用が期待されている。 本演習では量子コンピュータと量子アルゴリズムの基礎を学び、量子コンピュータを用いた 量子力学シミュレーションを実施する。 予定: ※工学部3号館セミナー室3(438室)を使用 ※3限の開始時間は,駒場→本郷の移動時間を考慮して13時30分とします。 10月 8日 ガイダンス(オンライン) 10月15日 量子力学の基礎、量子アルゴリズム演習 10月22日 量子コンピュータを用いた量子化学計算(1) 10月29日 量子コンピュータを用いた量子化学計算(2)、中間プレゼン 11月 5日 量子コンピュータを用いた量子ダイナミクス計算(1) 11月12日 量子コンピュータを用いた量子ダイナミクス計算(2)、最終プレゼン 11月19日 予備日 前半課題2の初回講義はZoomによるオンライン講義となります。 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/***** ミーティングID ***** 注意事項:Windows、 Mac、 またはLinux搭載のPCを準備してください。 ★Cコース(PSIコース)  課題名:インダストリアルデザイン(本郷キャンパス 工学部3号館4階423,424会議室) 担当教員:青山和浩,青木史郎,坂巻匡彦   場所:本郷キャンパス工学部3号館4階423,424会議室(初回授業) 目的・概要: 自分が欲しいモノを実現化するためのスキルを身に付けるために,Design Thinkingを起点に,プロトタイピング手法を活用して,アイデアを実現化し,評価して改良していくプロセスを体得する. ※本講義は初回から対面で開講する.オンラインではないので注意すること. ※駒場での講義の都合上,駒場からの移動時間が必要な場合は,講義演習の開始時刻を14:00に変更することを検討している.その場合,14:00-19:30.移動時間の確保が必要でない場合は,13:00-18:30 を予定している. 予定: 10月 8日 14:00から ガイダンス,講義(要求を整理し,機能と形を考える)      宿題:財布のデザイン,紙で作成 10月15日 財布の設計(レビュー),デザイン講義1,課題説明      宿題:課題のデザイン 10月22日 アイスブレイク,デザイン1(演習),プロトタイプ1 10月29日 デザイン講義2,レビュー(デザイン案1),デザイン2,プロトタイプ2 11月 5日 レビュー(デザイン案2),デザイン3,プロトタイプ3 11月12日 デザイン3,プロトタイプ3,発表資料作成 11月19日 最終発表会 注意事項: 演習ではオンラインでのCADを使うことも可能です.ノートPCが使える環境を用意してください.ノートパッドでは厳しいかもしれません.環境が用意できない人はこちらで用意できますので,青山まで連絡ください. 青山:***** ■後半課題(12月3日~1月14日) 以下の8つの課題を用意している。 コース間の相互乗り入れにより他コースの課題(テーマ)も選択できる。 内容の詳細や配属方法、対面での実施場所についてはITC―LMSで連絡する。 テーマA1:「宇宙探査、深海探査、カーボンニュートラルに向けた探査」(辻教員@A) テーマA2:「カーボンニュートラルな社会を実現する海洋技術を考える」(今野教員@A) テーマA3:「無味乾燥な数学を視覚化して考えてみる」(阿部教員@A) テーマB1:「物理シミュレーション入門」(松永教員@B) テーマB2:「LabVIEWを用いたハードウェア制御入門」(山下教員@B) テーマC1:「社会と市場構造の変化:金属資源を題材に」(村上教員@C) テーマC2:「サプライチェーン・ネットワーク分析」(川崎教員@C) テーマC3:「Introduction to Machine Learning」(岩澤教員@C) 課題(テーマ)選択のスケジュールは下記となります。 ・後半テーマ志望調査アンケート掲載  :10月15日(火) ・後半テーマ志望調査アンケート回答締切:11月 1日(金) ・後半テーマ配属結果通知       :11月12日(火) 課題(テーマ)の配属は希望調査結果を元に行う。 ただし配属人数のバランスを考慮する必要があるため、 必ずしも希望した課題(テーマ)に配属されない場合がある。 配属担当教員は辻健である。
授業の方法
前半と後半にそれぞれ1テーマに配属されて受講する。 前半は、所属するコースのテーマに配属される。 後半は、A,B,Cコースの区別なく3コースの全てのテーマのいずれかに配属される。テーマの配属は希望調査結果をもとに行う。ただし配属人数のバランスを考慮する必要があるため、必ずしも希望したテーマに配属されない場合がある。 本講義の授業時間は【105分】です。 毎回の授業内容に沿って参考書・参考資料等を用い事前に学習すること。 また、授業後は、ノート等をもとに復習すること。 質問などは、主担当教員へ連絡してください。 Aコース(E&E) :辻  健 ***** Bコース(SDM):村上 健太 ***** Cコース(PSI) :青山 和浩 *****
成績評価方法
プロジェクトは出席することが重要です。 前半・後半あわせて3回以上欠席した場合、未履修となります※。 遅刻は欠席0.5として扱われます。 ※欠席が2回以下ならば、必ず単位が取れるということではありません。
履修上の注意
視野を広げる