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最終更新日:2025年4月21日

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安全学基礎

工学において考慮しなければならない必須の因子である安全の基本概念、評価・達成するための方法論、社会との関係に関する問題についての基本的知識と理解を得る。
Fundamental knowledge and understanding will be presented concerning basic concepts, methodologies to assess and achieve safety, and relational issues with society that should be considered in engineering.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-SI2701L1
FEN-SI2701L1
安全学基礎
古田 一雄
A1
月曜5限、木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
10/5と10/9はオンラインで行う。 1. 安全学の基本概念  安全学とは/ハザード/リスク/安全バリア/管理システム/深層防護 2. 安全目標  リスク表現/リスクプロフィール/安全目標/リスク許容限度/幅を持った安全目標/分布型安全目標/リスクの保有・移転/リスクトレードオフ 3. ハザードの同定  リスク評価/FMEA/HAZOP 4. 確率論的安全評価(1)  事故シーケンス/イベントツリー解析/フォールトツリー解析 5. 確率論的安全評価(2)  基本事象発生確率の評価/不確かさ解析/従属性解析/定量的リスク評価の意義 6. 事故分析手法  事故の因果モデル/自己分析手法/事故報告システム 7. ヒューマンファクター  ヒューマンファクターとは/ヒューマンエラー/人間信頼性解析/エラー心理学/ヒューマンエラー防止 8. リスクマネジメント  リスクマネジメントプロセス/組織/技術システムの安全設計/保全活動/教育訓練/安全文化/危機管理/環境リスクマネジメント 9. 有害物質の環境・生体動態解析と曝露量評価  動態解析の基礎/モデル解析/分析業か/不確かさ 10. 毒性評価  化学物質と生体反応/放射性物質と生体反応/有害物質の毒性評価 11. 環境リスク評価  人の健康への影響/生態系への影響 12. リスクコミュニケーション  リスクコミュニケーションとは/一般市民のリスク認知/コミュニケーションデザイン/参加型意思決定 ---------------------------------------------- 1. Basic concepts in safety studies 2. Safety goals 3. Identification of hazards 4. Probabilistic safety assessment (1) 5. Probabilistic safety assessment (2) 6. Accident analysis 7. Human Factors 8. Risk management 9. Environmental dynamics and exposure analysis of hazardous materials 10. Toxicity assessment 11. Environmental risk analysis 12. Risk communication
授業の方法
本講義の授業時間は【105分】です。 10/5と10/9はオンラインで行う。 ■事前学習・事後学習について 毎回の授業内容に沿って参考書・参考資料等を用い事前に学習すること。 また、授業後は、ノート等をもとに復習すること。
成績評価方法
出席と期末試験で行う予定 Attendance & term exam.
教科書
安全学入門 日科技連 ISBN-13 : 978-4817197733
履修上の注意
基礎を固める(工学部共通)