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最終更新日:2024年10月18日

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マテリアル環境学

地球環境保全は今後の人類の課題である。材料の生産に関わる一連のプロセスは、環境負荷が高いものも多い。一方、材料機能の向上がこの課題の解決へ貢献できることは大きい。環境問題に取り組むためには、社会における生産、消費、廃棄の活動の連鎖を包括的視点で捉え、システム思考を持つことが必須である。そして、製品・社会の基盤を支える材料(マテリアル)の選択と適正な使用が、環境問題解決の鍵を握る。本講は、環境問題とマテリアル工学の関わりを学習する入門としての講義と位置づける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-MA3502L1
FEN-MA3502L1
マテリアル環境学
醍醐 市朗
A1
火曜3限、金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1.地球環境問題とは 2.持続可能な開発目標、国際的枠組み 3.環境、社会、企業統治を調和させる環境技術とマネジメント 4.マテリアルの使用に関する法規制(拡大生産者責任、化学物質使用規制など) 5.ライフサイクル的思考とシステム思考 6.ライフサイクルアセスメント(LCA)に関する基礎的な演習:アルミニウム素材、銅精錬における各種併産金属、電力など
成績評価方法
出席、講義毎の演習課題、試験
教科書
「マテリアル環境工学」(足立芳寛、松野泰也、醍醐市朗、東大出版会)
履修上の注意
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