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最終更新日:2026年10月16日

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光電子デバイス

光通信、イメージング、センシング、ディスプレイをはじめとする光エレクトロニクス技術は、現代の電子情報通信社会の基盤を支えている。特に、昨今の生成AIサービスの爆発的な普及に伴い、データセンター内やプロセッサーメモリ間のデータ量が増大しており、より大容量かつ効率的に「光」を用いて情報を伝送して処理する技術が鍵になっている。本講義では、このような光エレクトロニクスの根幹をなす「光電子デバイス」について、その原理と応用を学習する。まず前半では、種々の光電子デバイスの仕組みを理解する上で共通となる物理、すなわち、光と物質の相互作用と光の量子論について学習し、光の屈折率の意味や光の増幅・吸収・発光過程について基礎的な概念を理解する。後半では、これらの原理に基づき、半導体レーザ、光変調デバイス、受光デバイスなど、現在用いられている個別の光電子デバイスについて基本的な仕組みと特性を学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-EE3c12L1
FEN-EE3c12L1
光電子デバイス
種村 拓夫
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学部
授業計画
1. 序論 光電子デバイスとは? AI・データセンター・光通信 2. 光と物質の相互作用 波動方程式:複素屈折率・減衰率 因果律とクラマース・クローニッヒの関係式 金属の光学応答:ドルーデモデル 金属以外の光学応答:ローレンツモデル 半古典的モデルによる物質の光学応答 半導体による光吸収・誘導放出 3. 光の量子論の基礎 粒子性と波動性 電磁界の量子化:光子数状態・コヒーレント状態 昇降演算子 自然放出 4. 光集積回路 光通信システム 光集積回路・シリコンフォトニクス 光導波路 パッシブデバイス 5. 半導体レーザー 半導体レーザーの原理 レート方程式 単一モード条件 6. 変調デバイス 電気光学変調器 自由キャリアプラズマ/バンドフィリング型変調器 電界吸収型変調器 7. 受光デバイス フォトダイオード 光受信器の雑音
授業の方法
原則、対面でスライドを用いて行う。 初回と2回目(履修登録日まで)の講義は、授業後、UTOLにてZoomでのレコーディングを公開する予定である。
成績評価方法
期末試験 (授業中に出す課題の提出状況も加味する)
履修上の注意
<並行履修> 光電子工学I <事後履修> 光電子工学II
その他
<前提となる知識・項目> 電磁気学、量子力学についての基礎的な理解があると望ましい。 <応用先・項目> 光通信、光コンピューティング、センシング、イメージング等、光エレクトロニクス分野全般。