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最終更新日:2026年10月16日

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電磁波工学

 私たちの日常生活に,電波あるいは電磁波は欠くことのできない存在になっている.携帯電話,スマートフォン等の携帯端末は電磁波がなければ機能しないし,無線LAN(ローカルエリアネットワーク)もしかりである.GPS(グローバルポジショニングシステム)は,人工衛星からの電磁波を捉えて機能している.電子レンジは,電磁波のエネルギーを水分子に吸収させて食品を加熱している.ラジオ・テレビ放送や,航空機・船舶の安全な航行にも電磁波は欠かせない.
 かように生活に浸透している電磁波であるが,電磁波のごく一部である可視光を除けば,それを人間が直接見ることはできない.そのために,多くの人にとっては電磁波は「謎の存在」であり,わかりにくいものの典型であろう.ここでは,この見えない電磁波を支配している法則を学び,電磁波の性質を理解し,これまでどのように利用されてきたかを学ぶ.この過程を通じて,学習者自身が電磁波を今日および未来の応用に活用してゆくための基礎を形成せんとするものである.学習を通じて電磁波が「見える」ようになればしめたものである.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-EE3c06L1
FEN-EE3c06L1
電磁波工学
山下 真司
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学部
授業計画
1 概説 1.1 電磁波工学の対象とアプローチ 1.2 電磁波工学の歴史 1.3 他科目との関係 2 高周波伝送線路の回路論的取り扱い 2.1 分布定数線路 2.2 4端子網表現 2.3 スミスチャート 2.4 インピーダンス整合 2.5 散乱行列 3 高周波伝送線路 3.1 電磁波の導出 3.2 伝搬電磁波の分類 3.3 矩形導波管 3.4 同軸線路 3.5 伝搬電磁波の一般的性質 3.6 レッヘル線 3.7 マイクロストリップ線路 3.8 表面波線路 4 高周波回路素子 4.1 分布定数線路共振回路 4.2 平面共振回路 4.3 立体共振回路(空洞共振器) 4.4 モード結合理論
授業の方法
基本的に教科書とスライドと板書で進めます。補足資料はUTASからダウンロードしてください。講義中に問題を解いてもらいます。講義後に出席代わりにUTASで提出してもらいます。宿題も出すかもしれません。
成績評価方法
期末試験および課題により評価します。
履修上の注意
<事前履修> 電気回路理論第一,電気磁気学I, II <並行履修> 電気回路理論第二 <事後履修> ワイヤレスエレクトロニクス,無線通信応用工学,光電子工学I, II
その他
<前提となる知識・項目> 電磁気学,交流回路理論 <応用先・項目> 放送,通信,無線給電,WiFi,携帯電話 <備考> 授業時間:14:55-16:40 (105分)