前提となる知識と項目:電子基礎物理の復習から始めます。電子物性基礎の知識は必須ではありませんが、受講していれば、量子力学が固体物理学の中でどう生かされているかが理解でき、理解が深まると思います。
応用先_分野と項目:量子力学の応用範囲は非常に多岐にわたります。電子物性第一を並行して履修すれば、量子力学の固体物理学への応用について理解することができます。また、光関係の講義を受講すると、量子力学が光情報分野でどのように生かされているか分かると思います。量子情報技術入門の受講もお勧めします。一般的には、量子力学は下記のような分野で幅広く使われています。
・電子情報通信デバイス技術(半導体デバイス、光デバイスなど)
・固体物理学一般(半導体、金属、絶縁体、超伝導、磁性体、トポロジカル物質などの量子物質)
・エレクトロニクス分野一般
・量子情報処理技術
事後履修:半導体物性工学,量子力学II,電子材料プロセス,電子物性第二
事前履修:半導体デバイス工学(推奨。必須ではありません。),電子基礎物理(必須),電子物性基礎(推奨。必須ではありません。),電磁波工学(推奨。必須ではありません。)
平行履修:光電子デバイス,光電子工学I,量子情報技術入門,電子物性第一