学部後期課程
HOME 学部後期課程 ライフサイクルシステム工学
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

ライフサイクルシステム工学

本講義では、化学プロセスから製品のライフサイクルまでバウンダリを拡張したシステム工学を対象とし、ライフサイクル全体における資源利用効率や環境性能を解析するために必要となる方法論を取り扱う。ライフサイクルアセスメント(LCA)を主な評価手法として利用し、ライフサイクルの各ステージにおける環境負荷物質を算定するインベントリ分析を中心に、環境中に排出された物質に起因する環境影響を評価するインパクト評価も対象としながら、各種モデリング、統計処理、シミュレーションなどの手法の習得を目指す。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-CS4706L1
FEN-CS4706L1
ライフサイクルシステム工学
菊池 康紀
S1 S2
火曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
■ 近年の"環境問題"とライフサイクル ■ ライフサイクルインベントリ分析 ・ 実験等の生データに基づくライフサイクルインベントリの推算 ・ 化学プロセスインベントリとライフサイクルインベントリの相違点と共通点の整理と、   データ変換の演習 ・ エネルギー需給の解析とライフサイクルインベントリへの変換 ・ リサイクルシステムとLCA ■ ライフサイクルインパクト評価 ・ 環境負荷と環境影響の相違点と共通点の整理と、数値変換の演習 ・ インパクト係数の作成     運命係数と暴露係数     被害評価 ・ 設計(意思決定)のための環境影響の統合化 ■ ライフサイクル思考の応用
授業の方法
本講義は、【2020年4月21日】に開講する。 WebシステムとしてはZoomを利用することを予定している。 B4を対象とした講義の内容とするが、LCAを学びたい院生(M1/M2/D1/D2/D3)に対しても、担当教員と相談した上で、受講を許可できる場合がある。 なお、講義の試験を兼ねて【2020年4月14日】の講義時間帯にもZoomを立ち上げる。何か講義への接続に関する不安や、質問事項などがある場合にはこの時間帯にアクセスしてもよい。 【2020年4月14日】は出欠を取らない。
成績評価方法
出席 5割 (2020年度はWeb講義となるため、Web講義への参加をITC-LMS上で確認する方法をとる。詳しくは講義中に説明する。 レポート・クイズ 5割
教科書
伊坪徳宏,田原聖隆,成田暢彦(著)、稲葉 敦/青木良輔(監)、LCA概論、ISBN978-4-86240-019-2
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)
その他
前提となる知識と項目:物質・熱収支の計算(本講義の中でも簡単にではあるが教える) 事後履修:サステイナビリティシステム工学