Undergraduate (3rd and 4th years)
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Life Cycle System Engineering

本講義では、化学プロセスから製品のライフサイクルまでバウンダリを拡張したシステム工学を対象とし、ライフサイクル全体における資源利用効率や環境性能を解析するために必要となる方法論を取り扱う。ライフサイクルアセスメント(LCA)を主な評価手法として利用し、ライフサイクルの各ステージにおける環境負荷物質を算定するインベントリ分析を中心に、環境中に排出された物質に起因する環境影響を評価するインパクト評価も対象としながら、各種モデリング、統計処理、シミュレーションなどの手法の習得を目指す。
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Code
Course title
Lecturer
Semester
Period
FEN-CS4706L1
FEN-CS4706L1
Life Cycle System Engineering
S1 S2
Tue 3rd
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Language
Japanese
Credit
2
Lecturers with practical experience
NO
Other Faculty
YES
Course Offered by
Engineering
Schedule
■ 2050年カーボンニュートラルへ向かう社会における"環境問題"とライフサイクル ■ ライフサイクルインベントリ分析 ・実験等の生データに基づくライフサイクルインベントリの推算 ・化学プロセスインベントリとライフサイクルインベントリの相違点と共通点の整理と、データ変換の演習 ・エネルギー需給の解析とライフサイクルインベントリへの変換 ・リサイクルシステムとLCA ■ ライフサイクルインパクト評価 ・環境負荷と環境影響の相違点と共通点の整理と、数値変換の演習 ・インパクト係数の理解と利用     運命係数と暴露係数     被害評価 ・設計(意思決定)のための環境影響の統合化 ■ ライフサイクル思考の応用
Teaching Methods
本講義は、【2024年4月9日】に開講する。 B4を対象とした講義の内容とするが、LCAを学びたい院生(M1/M2/D1/D2/D3)に対しても、担当教員と相談した上で、受講・単位取得を許可できる。 本講義は、<原則対面>にて講義を行う。 ただし、演習を含む講義であるため、受講者数によっては効率的な演習指導を行えるようにするためにオンライン開催をする回がある可能性がある。 また、外部聴講生(学外機関の方で、講義の聴講が許可された方。”学部生・大学院生ではない”)のみ、オンラインで講義に入ることが可能。
Method of Evaluation
出席 5割 (ITC-LMSを用いた出欠確認を予定) レポート・クイズ 5割
Required Textbook
伊坪徳宏,田原聖隆,成田暢彦(著)、稲葉 敦/青木良輔(監)、LCA概論、ISBN978-4-86240-019-2
Notes on Taking the Course
実践力をつける
Others
前提となる知識と項目:物質・熱収支の計算(本講義の中でも簡単にではあるが教える) 応用先_分野と項目:技術やシステム、仕組み、活動、政策などの、真の環境負荷を考えることができるシステム思考と、それを定量化するために必要となるデータに関する知識、算定のために必要となる計算技術を身に着けるため、多様な分野における環境影響の定量化へ応用可能 事後履修:偶数年開講)