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最終更新日:2026年10月16日
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エネルギー工学
本講義ではエネルギーの工学的利用法として代表的な熱と電気の化学について取り上げる。
熱力学は産業革命の蒸気機関に端を発するが、石油全盛の時代においては火力発電などでも重要な役割を果たしてきた。熱力学第一法則によればエネルギーは変換後も保存されるが、熱力学第二法則が示すように、変換によって有効に利用できなくなる分が生じる。この変換後に有効に利用できる最大仕事(エクセルギー)、利用できない分(アネルギー)の概念は、化学物質あるいは資源・廃棄物にも拡張されている。
ネットゼロ社会の実現に向けて現在注目されている再生エネルギー利用には、エネルギー貯蔵デバイスとしてのリチウムイオン電池や水電解装置が欠かせない。これらのデバイスにおける化学エネルギーと電気エネルギーの変換では、熱力学や電気化学が大活躍する。
本講義では、熱力学の復習を兼ねながら、エクセルギーの考え方と電気化学の基礎(平衡論と速度論)を身につけることを目標とする。
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