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最終更新日:2026年10月16日
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電気工学大要第一
再生可能エネルギーの大量導入は,持続可能な社会構築のために焦眉の急となっている.太陽光・風力などの主要な再生可能エネルギーは電力として生成,分配消費される.また,これらの発電源は電力需要とは無関係に時間変動する.一方で,大規模な蓄電装置がない限り,発電量と電力需要を厳密に釣り合わせることが,電力系統の電圧・周波数を安定化させるためには不可欠である.
これらの理由から,今後再生可能エネルギーの異次元的大量導入を図るためには,大規模蓄電装置の開発,再生可能エネルギー由来の電力を貯蔵・輸送可能な燃料(水素および水素と大気から回収されるCO2を反応させて得られる合成燃料)に変換する持続可能な燃料技術の構築が必要である.
さらに,重工業や化学産業を低炭素化する取り組みには種々の困難を伴うが,カーボンニュートラル実現のためにはこれらは必達目標である.
本講義では,このようなカーボンニュートラル実現のために不可欠な取り組みを,基本原理から解説する.
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