Undergraduate (3rd and 4th years)
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Practice of Civil Engineers

シビルエンジニアは、実社会の中でどのような役割を果たしているのか。大学の講義で学んだ知識は、実務でどのように生かされているのか。国土づくりや建設分野の様々な立場で活躍する実務者が具体的プロジェクトの実例などを交えながら、シビルエンジニアが果たしている役割の現状ややりがいなどを伝えるとともに、建設分野を取り巻く環境の変化にあわせてシビルエンジニアの役割が今後どのように変わっていくのかについても考えながら、土木の魅力を探っていく。
具体的には、現場見学から現在の建設業が抱える課題・将来性などについて考察しプレゼンテーションの実施、防災に関するシビルエンジニアの役割、若手エンジニアによる建設業におけるキャリアパス、i-Constructionに代表される建設現場の生産性向上、カーボンニュートラルのような環境分野への取り組み、新分野に対する取組み事例紹介、国交省幹部による国土づくりに関する話題提供などを通じて、社会におけるシビルエンジニアの役割について学ぶ。
座学のみでなく、現場見学やプレゼンテーションも組み合わせたハイブリッドな講義となっている。そのため実践的なスキルと知識を身に着けることが出来る。
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Code
Course title
Lecturer
Semester
Period
FEN-CE5m35L1
FEN-CE5m35L1
Practice of Civil Engineers
Tomonori Nagayama
A1 A2
Fri 2nd
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Language
Japanese
Credit
2
Lecturers with practical experience
NO
Other Faculty
YES
Course Offered by
Engineering
Schedule
講義予定 第1回10/3西川インフラ整備の最前線 第2回10/10村上・前田建設業の未来をともに考える① 第3回10/17上西・藤谷カーボンニュートラルの実現に挑むシビルエンジニア 第4回10/24各社建設業の未来をともに考える②(現場見学) 第5回10/31佐々木大規模災害発生時に国が果たすべき役割とは 第6回11/7大塚、岡本大規模自然災害対応の実際 安全・安心な暮らしを守る 第7回11/14山名公共空間利活用トレンドと連携誘発型広報マネジメントのいま 第8回11/28村上・前田・各社建設業の未来をともに考える③(プレゼンテーション) 第9回12/5岐部既成概念を打ち破れ ~急速に変化する社会と拡大するシビルエンジニアの未来~ 第10回12/12三國谷、高濱制度と現場から考える国土交通政策の実際 第11回12/19藤川、平野建設業のキャリアパス: ゼネコンでの成長と挑戦 第12回12/26山田、大浜生産性革命 イノベーションを現場で起こせ 第13回1/9池田知事これからの国土形成 講義概要 開講挨拶   大野 昌幸(清水建設株式会社 九州支店営業部長) 10月3日 インフラ整備の最前線 西川 昌宏(国土交通省 道路局 国道・技術課長) 激甚、頻発化する災害へどう対峙し、これからの国土づくりと向かい合うのか。生産性を向上し、経済成長を支え、地域を活性化させる地域づくり、まちづくりにどう貢献していくのか。自らが技術系官僚として携わってきた経験やインフラ整備の最前線における取組を紹介し、国土づくりに携わるシビルエンジニアに期待される役割について、学生諸君に期待することを語る。 10月10日、10月24日、11月28日 建設業の未来をともに考える 村上 梨恵子 (清水建設株式会社 土木技術本部 設計第一部) 他 我が国の社会基盤を支える建設業に求められる役割は時代とともに変化をしてきた。国土強靭化、デジタル化、脱炭素、働き方改革、グローバル化など、建設業を取り巻くトレンドは数多くある。一方で、建設業の未来はどうあるべきか、建設業の魅力とは何か、シビルエンジニアに求められる役割、持つべき資質は何か、現場を見ずしてその答えを得ることは難しい。 本講義では、建設業のビジネスモデルの根幹である建設現場に少人数チームに分かれて足を運んで頂き、現場の仕事を目で見て、現場で働くシビルエンジニアと対話をすることで、これらの問いに対して学生の皆さんにともに考えて頂き、発表・討議を行う。 (10月24日の現場見学会は、午前中を使って実施します。第一限の授業があって参加が難しい場合には、事務局あてに連絡をお願いします。) 事務局連絡先:***** (清水建設株式会社、大野昌幸) 10月17日 カーボンニュートラルの実現に挑むシビルエンジニア 上西泰輔(株式会社大林組 土木本部営業企画第三部 部長) 藤谷雅義(日本風力開発株式会社 代表取締役社長  兼 前田建設工業株式会社 常務執行役員)   世界126カ国・地域が2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、取り組みが加速している。我が国においても、温室効果ガス排出量を2030年度に2013年度比46%削減を実現することが宣言され、省エネルギー対策や電源構成の見直しが急務である。建設会社においても、低炭素燃料・建設機械、低炭素型建設材料といった建設現場における脱炭素化技術に加え、再生可能エネルギーや水素事業などの建設業の枠にとらわれない多様な取り組みを行っている。 本講義では、建設会社のカーボンニュートラルへの取り組みの最前線で活躍する2名の講師が、最新の動向を紹介しつつ、それぞれの経験を交えながらカーボンニュートラル実現に向けてシビルエンジニアが果たすべき役割や今後の展開について語る。   10月31日 大規模災害発生時に国が果たすべき役割とは 佐々木 規雄 (国土交通省 港湾局 海岸・防災課長) 我が国の国土は、地震、津波、台風などによる自然災害が発生しやすい条件下に位置する。また、急峻な山地、脆弱な地質等が存在する一方、稠密な人口、高度な土地利用等の社会的条件を併せもっている。このような自然的、社会的条件下にある我が国にとって、国土を保全し、国民の生命・財産を災害から守る防災対策は、行政上最も重要な施策の一つであり、国が果たすべき役割は大きい。 本講義では、2024年1月に発生した能登半島地震の際に実際に対応に当たった職員が、実体験とともに、国土交通省がどのように災害対応に臨んでいるか、将来の大規模災害へ備えるための教訓等について語る。 11月7日 大規模自然災害対応の実際 安全・安心な暮らしを守る 大塚 義一(株式会社奥村組 技術本部 災害対策室長) 岡本 道孝(鹿島建設株式会社 技術研究所 上席研究員)  建設業界には,国民の安全・安心な暮らしを守るという果たすべき最大の使命がある. 本講義では,ゼネコンの実務担当者が講師となり,戦後最大の自然災害となった東日本大震災およびその他の主要な地震災害における復旧・復興の最前線における取組を紹介し,災害復旧の初動対応や社内外の連携を含めた統合的マネジメントの重要性ならびに技術者に求められるコンピテンシーについて述べる. 11月14日 公共空間利活用トレンドと連携誘発型広報マネジメントのいま 山名清隆(ソーシャルコンテンツプロデュサー/SCOP代表) 公共事業から交響事業へ。人と社会に新たな調和とハーモニーをもたらす土木の仕事の新しいスタイルを語ろう。人々が幸福になる公共空間とは何か。公共空間の利活用最新トレンドから信頼と評判といい関係を作り出す、広報マネジメントの現場を探る。 実際に行われたプロジェクトを素材に対話型の講義で構成。 1.Gルートプロジェクトの最新動向 2. 多様に連携する技の身に付け方 12月5日 既成概念を打ち破れ ~急速に変化する社会と拡大するシビルエンジニアの未来~       岐部一誠(インフロニア・ホールディングス株式会社 取締役 代表執行役社長 兼CEO)   講師はシビルエンジニアとして土木工事の施工管理からそのキャリアをスタートし、営業、経営企画部門に携わったあと、現在は経営者の立場にいる。それぞれのステップにおいて、既成概念にとらわれず、常に新しい取り組みにチャレンジしてきた。既成概念には、インフラにまつわる社会のルールと個人の中に根付くものがあるが、それらを打破していく発想の源となるのは、リベラルアーツすなわち歴史や宗教、哲学などであり、それらを深く学び、幅広い視点で物事を考える力が重要である。  本講義では、自身の経験から、学生の皆さんに学んで欲しいこと、大切にして欲しいこと、そして今後のシビルエンジニアの可能性等について語る。   12月12日 制度と現場から考える国土交通政策の実際 三國谷 隆伸 (国土交通省 水管理・国土保全局 河川計画課 企画専門官) 髙濱 康亘  (国土交通省 都市局 街路交通施設課 街路交通施設安全対策官)  国土交通行政の現場では、コンパクト・プラス・ネットワークや流域治水に代表される、国の大きな方向性をめざしつつ、地域の個性や実情に応じた創意工夫ある施策を展開すること重要であり、国交省の地方事務所や地方公共団体の取組がその成否を左右する。 本講義では、 ・都市行政を中心に制度設計や全国的な施策展開を担当したのち、国交省地方支分部局や基礎自治体で現場の施策責任者たる管理職として政策展開に取り組んだ職員 ・河川行政を中心に治水に関する施策立案を担当したのち、地方の事務所で実際に大洪水の対応を経験、再度本省でその経験を政策に反映しようとしている職員 が、実務を担う中堅職員の目線から、制度と現場の双方の観点で国土交通行政の実際について語る。 12月19日 建設業のキャリアパス: ゼネコンでの成長と挑戦 藤川 亜矢(大成建設 新宿駅西口地区開発計画(土木)作業所 課長代理) 皆さんは自分の将来を考える上で大事にしていることは何だろうか。社会貢献、自己の成長…色々な観点が考えられるだろう。 本講義ではゼネコンでの成長・挑戦をテーマに、私自身の成長・挑戦についての経験談を語る。自己のキャリア形成の一助として頂きたい。 平野 周(清水建設 土木技術本部設計第二部グローバル設計グループ) 建設業の将来を考えた時に「国内は新設工事から維持管理・補修に移っていく。新設工事は途上国が主となる。」ということを考えたり、見聞きしたりしたことがあるかと思います。では、実際に海外現場で働くということは、国内とどのように違うのでしょうか。一例として、私の経験を元にした魅力や苦労などをお伝えし、更なる興味を持っていただけるきっかけとなればと思います。 12月26日 生産性革命 イノベーションを現場で起こせ 山田 祐里(西松建設株式会社 技術戦略室 技術革新部 技術革新課) 大浜 大(鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 室長)  近年、建設業界ではAIやIoTといった先端技術の導入により、生産活動が大きく変革している。 本講義では、ゼネコンの実務担当者が講師となり、「建設分野のDX全般と山岳トンネルの遠隔施工技術」や、「中核事業のイノベーション及び新領域への挑戦」を題材として、建設業のイノベーションについて考えるとともに、劇的に変化しつつある建設現場の将来や今後のシビルエンジニアの果たすべき役割について語る。   1月9日 これからの国土形成 池田 豊人(香川県知事) これから日本は人口減少が進む。人口減少は経済発展にとってマイナスだが、人口減少下で引き続き日本が世界のリーダーとして活躍できるように取り組んでいかなければならない。そのためには、日本の国土の特性を生かして、国土をフルに活用して「稼げる国土」及び「住んでよし、訪れてよし」の「美しく、安全で、楽しい国土」を作っていくことが必要不可欠である。「稼げる国土」及び「美しく、安全で、楽しい国土」を作っていくための処方箋について語る。
Method of Evaluation
評価方法:ミニレポート50%、現場見学と研究発表 30%、最終レポート20% ■ミニレポート(第2・4・8回を除く毎回。計10回。) 次週の月曜日までに、ミニレポートを提出(ミニレポートはUTOLにて配布予定)   ミニレポートの内容:(1)理解度や関心度などに関する質問(択一式)               (2)講義内容に対する感想(記述式)               (3)講義内容に対する質問(記述式、任意)    ■現場見学と研究発表(第2・4・8回)  第2回の講義にて、建設業の概況、第4回の現場見学班分け(5班程度)および見学先選定を行う。現場見学した結果を踏まえ、第8回はプレゼを実施、学生および講師陣で討議を行う。 評価は発表内容および計8回の出席状況を対象に行う。 なお、現場見学については、1時限目の時間も使っての講義になるため、自由参加とするが、不参加の学生にも現場資料などで自主学習の上、プレゼのチームには入っていただく。 ■最終レポート 最終講義終了後に、講義全体を通しての最終レポートを提出する。(最終レポート課題については、UTOLにて配布予定)
Notes on Taking the Course
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