学部後期課程
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最終更新日:2024年10月18日

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構造物の計画と設計

橋を代表とする構造物について,上位計画から個別事業の計画,設計,施工,管理まで一連の流れを理解するとともに,鋼構造,コンクリート構造設計における基本的な考え方を学ぶ
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-CE4a11L1
FEN-CE4a11L1
構造物の計画と設計
長山 智則
A1
火曜3限、金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
(予定.開講時までに正式版をアナウンスします) 1.概論1   「橋とは」,架橋事業の流れ,橋の各部の名称,橋の形式(上部工・下部工),橋梁形式と標準適用支間長,橋のコスト, 2.概論2   橋の計画と設計の流れ,設計に必要なスキル,ケーススタディ(天城橋の計画と設計,気仙沼湾横断橋の概要) 3.設計法,荷重,材料 代表的な設計法,設計荷重,材料 4.耐荷力(圧縮)   弾性座屈,非弾性座屈,初期不整,偏心,残留応力,圧縮耐荷力 5.耐荷力(曲げ,せん断) 曲げモーメントによる直応力,横倒れ座屈,プレートガーダの局部座屈・耐荷力,直応力とつりあうせん断応力分布,塑性曲げ,軸力と曲げをうける部材 6.合成構造,動的現象に対する設計  合成構造の曲げ応力,合成構造の設計,耐震・耐風設計の基礎 7.鉄筋コンクリート構造の破壊形式と制御 鉄筋コンクリートの曲げ破壊,せん断破壊,破壊形式の制御,鉄筋コンクリート梁の耐力算定のフロー 8.PCの基本,軸力と曲げ耐力,定着と構造細目,疲労      鉄筋量,コンクリート強度,破壊モードの関係,プレストレストコンクリートの基本的な考え方,軸力による曲げ耐力の変化 9.プレストレストコンクリート(PC)構造 PCの原理と利点,施工方法,構造物事例 10.安全率                      鉄筋コンクリートの設計の際の安全率の考え方 11.橋の景観デザイン 土木デザインの特徴,橋のデザインのポイント,土木構造物の評価 12.作品としての橋(PC,RC,鋼橋) 各務原大橋,マイヤール,メン,横浜ベイブリッジ,牛深ハイヤ大橋,シュライヒ,カラトラバ,ウィルキンソン・エアー,その他(アーチ,ラーメン,波型鋼板ウェブ橋,斜張橋,エクストラドーズド橋など) 13.演習   橋のイメージ図作図と設計意図 14.構造物の計画と設計の最前線とこれから 
成績評価方法
(予定.開講時までに正式版をアナウンスします) 評価基準:  課題1(支間割決定・鋼桁断面設計)  25点  課題2(プレストレストコンクリート構造)  25点      課題3(橋のイメージ図と設計意図)  25点  課題4(実橋梁について分析して論じる)25点
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)