(予定.開講時までに正式版をアナウンスします)
1.概論1
「橋とは」,架橋事業の流れ,橋の各部の名称,橋の形式(上部工・下部工),橋梁形式と標準適用支間長,橋のコスト,
2.概論2
橋の計画と設計の流れ,設計に必要なスキル,ケーススタディ(天城橋の計画と設計,気仙沼湾横断橋の概要)
3.設計法,荷重,材料
代表的な設計法,設計荷重,材料
4.耐荷力(圧縮)
弾性座屈,非弾性座屈,初期不整,偏心,残留応力,圧縮耐荷力
5.耐荷力(曲げ,せん断)
曲げモーメントによる直応力,横倒れ座屈,プレートガーダの局部座屈・耐荷力,直応力とつりあうせん断応力分布,塑性曲げ,軸力と曲げをうける部材
6.合成構造,動的現象に対する設計
合成構造の曲げ応力,合成構造の設計,耐震・耐風設計の基礎
7.鉄筋コンクリート構造の破壊形式と制御
鉄筋コンクリートの曲げ破壊,せん断破壊,破壊形式の制御,鉄筋コンクリート梁の耐力算定のフロー
8.PCの基本,軸力と曲げ耐力,定着と構造細目,疲労
鉄筋量,コンクリート強度,破壊モードの関係,プレストレストコンクリートの基本的な考え方,軸力による曲げ耐力の変化
9.プレストレストコンクリート(PC)構造
PCの原理と利点,施工方法,構造物事例
10.安全率
鉄筋コンクリートの設計の際の安全率の考え方
11.橋の景観デザイン
土木デザインの特徴,橋のデザインのポイント,土木構造物の評価
12.作品としての橋(PC,RC,鋼橋)
各務原大橋,マイヤール,メン,横浜ベイブリッジ,牛深ハイヤ大橋,シュライヒ,カラトラバ,ウィルキンソン・エアー,その他(アーチ,ラーメン,波型鋼板ウェブ橋,斜張橋,エクストラドーズド橋など)
13.演習
橋のイメージ図作図と設計意図
14.構造物の計画と設計の最前線とこれから