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最終更新日:2026年10月16日

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地球環境学

 自然と社会のせめぎあいをなんとか治め、人が幸せに暮らせるようにする社会基盤学分野では、自然科学の知識に加えて社会科学、特に、なぜ、なんのために地球環境を守らねばならないのかといった倫理の問題や、経済成長と環境保全とのバランスの体系だった考え方、そもそも環境と経済の得失をどう判断するのが人としてふさわしいのか、我々の判断はどこまで合理的なのか、正当な科学的知見が必ずしも社会にそのまま受け入れられないのはなぜなのか、といった問に対して、これまでどのような議論が人類史上行われてきたかに関する基礎的な知識が必要とされるでしょう。

 この「地球環境学」では、他の従来型の社会基盤の授業ではあまり習わないが、社会基盤学科の卒業生に期待される素養としてぜひ一度は聴いておいた方が良いと思われる「科学技術社会論」「環境経済学」「行動経済学」などに関して講義します。

 地球温暖化(気候変動)やオゾン層、地球規模の森林面積の変動など地球環境に関する自然科学的、地球システム科学的側面についてはA2タームの「水文学」で触れる予定です。本講義では、そうした社会と密接に結びついた科学的知識の不確実性をどう考えれば良いか、を取り上げます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-CE4508L1
FEN-CE4508L1
地球環境学
沖 大幹
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
工学部
授業計画
1. 10/08  沖 :気候変動を含む地球環境問題の歴史 I 2. 10/15  川崎:総論、生物多様性 3. 10/22  川崎:開発経済学I:地球環境と貧困問題。開発(外国援助)は必要?不要? 4. 10/29  沖 :気候変動を含む地球環境問題の歴史 II 5. 11/05  沖 :IPCC報告の紹介、カーボンニュートラル 11/12  (休講) 6. 11/19  沖 :行動経済学。人は合理的ではない。リスク認知。COVID-19。 7. 12/03  沖 :科学技術社会論。懐疑論。リニア。 8. 12/10  川崎:開発経済学II:途上国開発の是非。開発援助の効果測定 9. 12/17  川崎:環境経済学I:規制的手段。環境税。補助金。 10. 12/24  川崎:環境経済学II:コースの定理、交渉、排出量取引。 11. 01/07  沖 :グローバルコモンズ。社会的共通資本。外部費用の内部化手法。ESG。 12. 01/14 川崎:環境経済学III:共有資源の管理、排出量取引vs炭素税。 13. 01/21 沖+川崎:全体討論「温暖化対策はなぜ進まない?」
授業の方法
講義、ディスカッション
成績評価方法
・毎回講義の出席点 50% ・レポート2回 20%+30%
履修上の注意
<前提となる知識・項目> なし