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最終更新日:2025年4月21日

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社会技術論

社会技術とは社会問題を解決し、社会を円滑に運営するための広い意味での技術である。ここで技術とは、工学的な技術だけでなくて、法・経済制度、社会規範など、全ての社会システムを含んだものである。科学技術の成果と社会制度をうまく組み合わせることによって産み出される問題解決策を社会技術と呼ぶ。本講義では、社会技術の概念、社会技術の具体例、社会技術デザインの方法論、社会技術を構成するツール群を講義し、問題解決の手法を教授する。社会問題の解決を志向する社会基盤学領域における研究、特に問題が複雑・多様な国際プロジェクトにおいても、講義で教授される実践的ツール群が活用できる。また、本講義ではグループワークを組み合わせ、実際の社会問題の分析、解決策のデザインを実践する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-CE2402L1
FEN-CE2402L1
社会技術論
小松崎 俊作
A2
月曜2限、木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
【講義スケジュール(案)】 11/29(月)第1回 社会技術の必要性と概念 12/2(木)第2回 問題解決策の発想 (On-demand lecture: 問題分析のプロセス 情報構造化・因果関係分析の技法) 12/6(月)第3回 問題解決のプロセス 因果関係分析の実践 12/9(木)第4回 問題分析の実践・プレゼンテーション 12/13(月)第5回 問題解決メカニズムの概念化(1) 12/16(木)第6回 問題解決メカニズムの概念化(2) 12/20(月)第7回 プレゼンテーション 12/23(木)第8回 問題解決策の立案(1)論理と方法 12/27(月)第9回 問題解決策の立案(2)アナロジーを用いるプロセスの実践 1/6(木)第10回 問題解決策の立案(3)アイディアの評価 1/13(木)第11回 アナロジーを活用した推論による解決策発想 1/17(月)第12回 プレゼンテーション 1/20(木)休講(未定) 最終レポート:最終回で発表したアイディアを改善してとりまとめる(個人レポート).2022年2月7日(月)13:00締め切り *完全オンラインでグループワークを行う(ただし初回ならびにグループごとの作業は対面も併用可能).オンラインコミュニケーションのためにZoom,オンライン情報構造化ツール(ポストイット的な)としてApisnote(またはMural),ファイル共有やインストラクションのプラットフォームとしてITC-LMSを用いる.
成績評価方法
最終レポート,ショートレポート(プレゼンテーション含む),出席によって評価. 第1回ではシラバスの説明等もあるため,出席はカウントしない. 50%未満は不合格. 注意:本講義では未受験は認めない.上記成績評価で50%を切った場合には不可となるため,十分考えて履修登録をすること.
教科書
社会技術論:問題解決のデザイン(堀井秀之,2012,東京大学出版会)
履修上の注意
指示しない