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最終更新日:2026年10月16日
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造形第五
建築と場所の関係は緊密であり、建物はそれ単独で成立しているわけではなく、地形、周辺の都市空間、自然環境などのさまざまな要素と結びついている。個々の設計に落とし込めば、それらは都市景観、光環境、風環境などを考える材料ともなる。
さらに、そこには長い歴史が詰まっており、これらが地域の特質を醸し出すことで、固有性の満ちた魅力的な地域を構築している。近年、東京などの国際都市を中心にグローバル化が進み、地域的な多様性を塗りつぶすような事態も少なくない。いっぽうで、地方に目を向ければ、これらの地域の歴史を示す文化的な要素が魅力となり、新たな地域の資源として注目されている。大都市・地方を問わず、これらの場所を読む力は建築の設計、さらには地域の活性化にとって、不可欠な能力である。
「造形第五」では、建築単体から離れ、都市史的なマクロの観点から、フィールドワークと資料調査を行うことで、都市を読み解くスキルの獲得を目指している。とくにフィールドワークのなかでの「気づき」を重ねることで、細やかな都市の中に眠る資産に対する「感度」を高めてもらいたい。都市を過去の時間の積層として捉えて、その歴史的分析を行い、地域の特質を示す文化資源の有機的な集合体として、再構築し、魅力を伝える表現力の習得を目標とする。
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