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最終更新日:2024年10月18日

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量子力学第二

量子力学における対称性の議論や近似理論などを学ぶ。たとえばスピン角運動量は量子力学に特徴的な対称性と関わっており、摂動論やWKB近似は代表的な近似理論である。量子力学の本質を理解し、具体的な物理系に適用することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-AM3232L1
FEN-AM3232L1
量子力学第二
沙川 貴大
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1.線形代数と量子力学 1-1.状態ベクトルと物理量(復習) 1-2.パウリ演算子 1-3.合成系の状態 2.対称性と保存則 2-1.並進対称性と運動量 2-2.回転対称性と軌道角運動量 2-3.対称性と群 3.角運動量とスピン 3-1.角運動量の代数 3-2.角運動量の合成 4.磁場中の荷電粒子(+α) 4-1.電磁場中の量子力学 4-2.アハラノフ・ボーム効果 4-3.断熱近似とベリー位相 5.摂動論 5-1.時間に依存しない摂動 5-2.具体例:一電子原子 5-3.相互作用表示 5-4.時間に依存する摂動 6.量子力学と古典力学の関係 6-1.古典解析力学(復習) 6-2.経路積分 6-3.WKB近似 7.多粒子系の量子力学 7-1.ボゾンとフェルミオン 7-2.ヘリウム原子
成績評価方法
主に試験によって評価する。
教科書
上、下』(吉岡書店)
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)