学部後期課程
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最終更新日:2024年10月1日

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ジェットエンジン

ジェットエンジンの推進理論,サイクル論,および構造を概説し,統合システムとしてのジェットエンジンの基礎を理解する。 また,将来の地球環境保全に向けた研究開発動向を考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-AA3u64L1
FEN-AA3u64L1
ジェットエンジン
渡辺 紀徳
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
I. ジェットエンジンの性能 §1 緒論 1.1 航空原動機の種類 1.2 航空原動機に対する要求とジェットエンジンの特徴 1.3 ジェットエンジンの推力 1.4 熱効率と推進効率 §2 サイクル性能(設計点性能) 2.1 理想ガスタービンサイクル 2.2 断熱効率 (等エントロピー効率) 2.3 基本的なガスタービンサイクル 2.4 実際のジェットエンジンのサイクル ターボジェット ターボファン 2.5 サイクル性能の吟味 §3 地上静止性能(部分負荷性能) 3.1 エンジンのレーティング(評価) 3.2 性能の無次元表示 3.3 相似則と構成要素のマッチング 3.4 圧縮機及びタービンの特性曲線,エンジン の作動線 §4 飛行・高空性能 4.1 飛行性能の表し方 4.2 機速,高度と推力との関係 4.3 種々の性能表示曲線の例 4.4 飛行性能の無次元表示 4.5 飛行性能と作動線 4.6 ファンエンジンの飛行性能 4.7 エンジンのトリミング 補遺 ターボプロップエンジン II.ジェットエンジンの構造 1.構造全般 2.圧縮機 3.タービン 4.燃焼器 5.空気取入れ口 6.ジェットノズル・推力増強 III.将来の航空推進システムに向けて 1.研究開発動向(燃料消費削減,電動化,新燃料・水素利用) 2.環境適合技術(低排出物,実質ゼロ・カーボン,低騒音)
授業の方法
4月8日開講
成績評価方法
期末試験およびレポート
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)
その他
前提となる知識と項目:力学 熱力学 空気力学基礎 応用先_分野と項目:ジェットエンジン技術 ガスタービン技術 事後履修:ガスタービン第一,ガスタービン第二 事前履修:空気力学第一,航空宇宙推進学第一,高速内燃機関 平行履修:航空宇宙推進学第二,航空宇宙材料