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最終更新日:2024年10月1日
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文理融合ゼミナール(認知と芸術)
個と群
【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が前期課程修了要件に反映されないことがあるので、履修にあたっては十分に注意すること。
野老朝雄と舘知宏との協働により、集中講義で創作活動を実践する。
美術家の野老は、図形的操作や幾何学的原理に基づき、単純なピースを組み合わせて平面や空間を充填することで、多様な表現を生み出している。東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム「組市松紋」をはじめとし、紋様作品、グラフィックデザイン、建築ファサードデザインなど、その表現は多岐にわたる。野老はこれらの表現の体系を「個と群」と呼ぶ。本科目では、「個と群」による表現のアクティビティを実践する。
俯瞰すれば、「個と群」の原理は、古今東西の紋様、建築構造物、宇宙構造物、折紙工学、セル材料、メタマテリアル、結晶や準結晶の原子配列、あるいはウイルスのカプシドの自己集合など、人工物や自然現象に普遍的にあらわれる。こうした「かたち」を通した学問のつながりをたどりながら、アートと、数理、人工物、自然現象など多様な領域をつなげるアート・サイエンス協働を目指す。
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