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最終更新日:2023年10月20日

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文理融合ゼミナール(認知と芸術)

個と群
【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されない見込みが高いので、履修にあたっては十分に注意すること。

美術家の野老朝雄氏をお招きし、本学で「かたち」について研究者している舘知宏と協働しながら、集中講義で制作を行う実技の授業です。野老さんの制作のプロセスを受講者が実際に手を動かしながら一緒に実践します。

野老は、図形的操作や幾何学的原理に基づき、単純なピースを組み合わせて平面や空間を充填することで、多様な表現を生み出しています。東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム「組市松紋」をはじめとし、紋様作品、グラフィックデザイン、建築ファサードデザインなど、その表現は多岐にわたりますが、野老はこれらの表現の体系を「個と群」と呼んでいます。

本科目では、受講者は実際に手を動かしながら、「個と群」による表現のアクティビティを実践します。

さらに授業中の講評・講義では、「かたち」を通して、幾何学、アルゴリズム、生物、建築などを横断した学問のつながりをたどります。例えば、「個と群」の原理は古今東西の紋様、建築や宇宙構造物、セル材料、結晶や準結晶の原子配列、あるいはウイルスのカプシドの自己集合など、自然現象や人工物に普遍的にあらわれる考え方です。

本授業では、つくることを通して科学・数理の現象を理解したり、美術の背後にある数理を解き明かすことにつながり、時々研究論文も生まれます。興味ある人は「研究入門」の履修も検討ください。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
60213
CAS-IC2410S1
文理融合ゼミナール(認知と芸術)
舘 知宏
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
2~3月に集中講義形式で行う。週一回(13:00~17:00)×5週を予定している。 日程 11/22(水) ガイダンス 19:00~ 駒場博物館 2/14 (水) 14:00~18:00、167教室(製図室) 2/21 (水) 14:00~18:00 2/28 (水) 14:00~18:00、167教室(製図室) 3/ 6 (水) 14:00~18:00、167教室(製図室) 3/13 (水) 9:00~12:00(数学と音楽の発表会)、14:00~18:00 駒場博物館 ガイダンス 講義「個と群と律」 出題 1日目: 第 1回 講評:「個と群と律」の探索 第 2回 講義:「詰む」の数理 第 3回 制作:可能性の探索・作品の発想 2日目: 第 4回 講評:作品の提案・フィードバック 第 5回 講義:諸領域とのつながり 第 6回 制作:律の記述・アルゴリズム 3日目: 第 7回 講評:作品の展開・フィードバック 第 8回 講義:空間構造・メタマテリアル 第 9回 制作:ファブリケーション 4日目: 第10回 講評:制作プロセス共有・フィードバック 第11回 講義:作品表現・研究応用 第12回 制作:最終プレゼンテーション制作・展示計画 5日目: 第13回 最終作品発表および講評
授業の方法
ガイダンスにおいて出題をし、各回の冒頭で講評を行い、次回の制作につなげる。個人での制作を想定しているが、グループで行っても良い。 講義を交えながら、制作・発表・講評の繰り返しにより作品を作り上げる。
成績評価方法
授業の取り組み、提出物、最終発表を総合して評価する
履修上の注意
この授業は、開講日程の都合上、成績が前期課程修了要件に反映されないことがあるので、履修にあたっては十分に注意すること。 履修希望人数が40人を超える場合は、履修者選抜を行う。選抜はガイダンス時に出題するレポートなどによって行う。
実務経験と授業科目の関連性
現在美術家として活動中の野老の作品作りのプロセスを、本授業においても実践する。