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最終更新日:2026年4月20日
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科学技術政策研究:政治学系(人工知能と社会)
人工知能が浸透する社会について考えるーケース制作を通じたAI倫理・ガバナンスの実践
近年、人工知能(AI)、特に生成AIは、創作・デザイン・教育・医療・ビジネス・公共サービスなど多様な分野に急速に浸透し、私たちの生活や働き方、意思決定のあり方に大きな影響を与えています。一方で、AIの開発・利用をめぐっては、バイアス、公平性、説明責任、プライバシー、責任の所在など、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Implications: ELSI)が国内外で活発に議論されています。
本授業では、「技術をそのまま社会が受け入れる」のではなく、「どのような社会を目指し、そのためにAIをどのように設計・利用すべきか」という視点から、AI倫理およびAIガバナンスの論点を多角的に検討します。技術、政策、社会の異なる立場からの知見を踏まえつつ、単なる知識理解にとどまらず、他者と対話しながら考える力を養うことを重視します。
本授業の大きな特徴は、AI倫理・ガバナンス等に関する教材を受講生が制作することにあります。受講者は授業の前半はAIと社会に関するトピックを学んだのち、後半では分野の異なる学生数名からなるグループで、主に中・高校生がAIとどのように向き合うかを考えるためのケーススタディを入れた教材(学生用教材)と、それを授業で用いるための教師用教材を作成します。教材に対しては、教育関係者からのフィードバックを得るほか、外部学生を招いた模擬授業を通じて、実際に教材を使い、その有効性や改善点を検証します。
生成AIの利用は認められますが、どのように使用したかを明記することを求めます。授業全体を通じて、今重要だと思われる「問い」を自ら考えて作る力、異分野の他者と議論する力、学んだことを実践としてAI倫理・ガバナンスをわかりやすく伝える力、AIと協働しながら考える力を身につけることを目標とします。
なお、本授業は、総合文化研究科、情報学環、情報理工学系研究科、公共政策大学院の合同授業として実施されます。
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