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最終更新日:2024年3月15日

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学術フロンティア講義 (彫刻演習ー見方の角度を考える)

彫刻演習ー見方の角度を考える
※本授業は、冨井大裕・武蔵野美術大学造形学部彫刻学科准教授が行うものである。

概要:
彫刻は目の前の現実と直面することから制作を始めるメディアである。始める為には何がどの様に現れていて、それを個人がどの様に見てしまったのかを実感として認めた上で、その実感を疑うことが必要である。認めることと疑うこと、その果てしない、のっぴきならない作業の果てに残された物体が彫刻ではないだろうか。認め、疑い、残されたものを受け容れる…ことから始める。この彫刻的作業を、いくつかの彫刻制作の演習ー見方の角度を考えることから体験してもらう。
目標:
制作を通じて、彫刻制作の方法と思考を学ぶ。
彫刻を、彫刻とは別の領域、社会に展開/活用する為の方法を学ぶ。
実制作者の視点による彫刻/立体表現の変遷について学ぶ
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51448
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (彫刻演習ー見方の角度を考える)
加治屋 健司
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1日目(作品①): オリエンテーション→講師作品スライド解説→課題説明(関連作品スライド鑑賞、課題についての質疑応答)→制作/展示→講評 2日目(作品②): 課題説明(関連作品スライド鑑賞、課題についての質疑応答)→制作/展示→講評 3日目(作品③): 課題説明(関連作品スライド鑑賞、課題についての質疑応答)→制作/展示→講評 4日目(作品④): 課題説明(関連作品スライド鑑賞、課題についての質疑応答)→制作/展示→講評
授業の方法
1日ごとにひとつの課題を設定し、その課題に基づき作品を制作します。 作品はその当日に展示をすることで完成とします(展示への考察/アプローチも制作に含まれます)。 課題に即して参考資料のスライド鑑賞、それについての簡単なディスカッションを行います。 制作は授業内で行います(彫刻という単語で一般的に想像されるハードな作業は基本ありません)。 講評は一方的なコメントではなく、ディスカッションによる気づきの時間を目標とします。
成績評価方法
試験はおこなわず、各課題への取り組みかたを評価の対象とする。 段階的に課題/制作を進めていくので、4日間全てに参加してください。 授業の目標上、所謂、職人的な技術の達成(例:綺麗に仕上げる)は評価の対象にはしません。
履修上の注意
課題に応じて道具(筆記用具、糊、カッター、ハサミ、ホッチキス、金槌など)が必要になります。 彫刻の素材として、持参してもらうものがあります(入手が特別なもの/高価なものではありません)。 課題の中で木材、石膏などを使う場合があります。その場合、素材は配布しますが、費用がかかります(合計で1000円程度になります)。 作業着(多少汚れても良い格好、動きやすい格好)で参加してください。 上記の詳細は後日連絡します。