学部前期課程
HOME 学部前期課程 全学自由研究ゼミナール (日本の経済戦略と政策が果たす役割~政策の最前線で奮闘する現役官僚が語る~)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

全学自由研究ゼミナール (日本の経済戦略と政策が果たす役割~政策の最前線で奮闘する現役官僚が語る~)

日本の経済戦略と政策が果たす役割 ~政策の最前線で奮闘する現役官僚が語る~
世界では、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「経済暗線保障(サプライチェーン強靭化)等の大きな課題に直面し、まさに激変の時代に直面しています。
日本では、さらに、超少子高齢化、生産年齢人口の減少(人手不足)や財政赤字、物価上昇、若年層の格差拡大、国内市場の需要飽和、消費者ニーズの多様化・個別化といった新たな構造変化の局面を迎え、国内生産の促進や技術保護、国際的な協力などさまざまな政策を大規模に展開しています。天然資源確保、食糧確保等の枠組みについても再検討する必要があることも強く示唆されます。ロシア・中国・イスラエルをめぐる国際情勢の変化、中東などにおける民族や宗教の対立をはじめとする世界の不安定化等、日本を取り巻く環境のめまぐるしく変化がみられます。このようなグローバルな大変化や出来事1つ1つが、直ちに我々の生活や経済などに大きな影響を与え、これらが様々なリスクを含んでいることに気づかされます。これまで日本が享受してきた「秩序」や「安心」を確保する枠組みは、決して自明なものではなく、持続可能なものではないことを実感する時代に突入しました。
他方、生成型AIに象徴される人工知能(AI)と機械学習、量子コンピュータ、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、ドローン技術などの新技術は、私たちの社会や生活を大きく変える可能性を秘めています。「豊かさ」や「安心」を持続可能にしながら、「今までなかった価値」を生み出していくためには、社会と経済の「仕組み」を不断に見直し、世界の目まぐるしい変化の最先端に適応し続けることが求められます。
本講義では、このような激動する社会において、政策立案の最前線で日々奮闘している経済産業省、財務省及び金融庁の現役官僚をゲストスピーカーとして招きます。それぞれが担当する政策分野について、
①激動する国際社会の動向、
②その変化が私たちの社会・経済に与える影響やその変化の意義、
③これらを踏まえた日本経済の再生に向けた戦略、
④政策が果たす役割を語るとともに質問に答え、また学生の皆さんとディスカッションしていただきます。産業政策、財政政策、金融政策、通商政策、資源エネルギー政策、環境政策など私たちの社会・経済のあり方に深く関わる政策をテーマとしてとりあげる予定です。

本講義を通じ、以下の3点を身につけていただくことができると考えています。
1)メディアでは時として報道されない、世界規模の構造変化の真の姿
2)学際的な視点から、社会・経済の諸問題を分析すること
3)日本経済の再生戦略と、それを実現するために政策が果たす役割
文系・理系を問わず、次代の日本を担う学生の方、国家公務員の業務に関心のある皆さんの幅広い参加を期待しています。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51444
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (日本の経済戦略と政策が果たす役割~政策の最前線で奮闘する現役官僚が語る~)
星野 岳穂
A1 A2
金曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回目は、オンラインでガイダンスを行います。第2回以降は、毎回異なる政策テーマについて、経済産業省、財務省及び金融庁のそれぞれの政策を担当するゲストスピーカーから講義を行います。 講義予定各省庁と調整中で未だ決定しておりませんが、「昨年」の事例は次のとおりです。 日時・場所:毎週金曜日3時限(駒場キャンパス) <2025年度(注意:昨年度の例です)講師のリストです。2026年度の講師陣な未定です:決まり次第お知らせします。 第1回 10月4日 星野 岳穂東京大学 (ガイダンス) 第2回 10月11日 萩原 凜太郎経済産業省 経済産業政策局 産業構造課 課長補佐 第3回 10月18日 後藤 優弥財務省 主計局 司法・警察係 主査 第4回 10月25日 鈴木 涼平財務省 主税局 税制第一課 課長補佐 第5回 11月1日 平澤 史子経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 政策課 課長補佐 第6回 11月8日 渡 翔太経済産業省 イノベーション・環境局 GXグループ 脱炭素成長型経済構造移行投資促進課 課長補佐 第7回 11月15日 牛田 遼介金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 イノベーション推進室 室長 第8回 11月29日 國島 佳恵金融庁 監督局 保険課 課長補佐ー 第9回 12月6日加藤 周経済産業省 商務情報政策局 電池産業課 課長補佐 第10回 12月13日渡邊 里香財務省 国際局 国際機構課 課長補佐 第11回 12月20日原 貴彰経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 原子力政策課 課長補佐 第12回 12月27日今泉 宣親金融庁 企画市場局 市場課 市場企画室 室長 第13回 1月10日 星野 岳穂 東京大学 (まとめ)
授業の方法
オムニバス形式で経済産業省、財務省及び金融庁からの講師陣(若手官僚)による最先端の政策テーマに関する講義を行い、後半でこの講演に基づく質疑応答を行います。
成績評価方法
出席点及びレポートにより評価。レポートは、各回の終わりにゲストスピーカーが出題する課題について、2テーマを選択し、それぞれ数枚(A4で2-3ページ)にまとめたものを、所定の時期(各回の講義の中でお知らせします。)までに提出して下さい。 詳細はガイダンス時に説明いたします。
履修上の注意
初回(10/2)は、zoomオンラインで行います。授業のガイダンスですので、本講義登録希望の方は、必ずガイダンスに参加して下さい。 オンライン(Zoom)のURL情報は後刻案内いたします。
実務経験と授業科目の関連性
講師は、毎回経済産業省、財務省、金融庁の第一線で活躍している若手官僚の先輩方が担当します。