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最終更新日:2024年10月18日
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全学自由研究ゼミナール (スタートアップを考える:社会課題を解決するビジネスエコシステムの視点)
スタートアップを考える:社会課題を解決するビジネスエコシステムの視点
スタートアップを、技術・アイデア勝負という視点だけでない、より俯瞰的かつ実践的な視点で現役のコンサルタントと考えてみませんか。日本経済の抱える課題解決の観点から、スタートアップを取り巻くビジネスエコシステムとその課題を取り扱います。
近年スタートアップは急成長を遂げており、日本のスタートアップ企業はおよそ2万社を超えていると言われています。学生のみなさんにとっては大企業よりもむしろ身近な存在になりうるほどかと思います。
一方でスタートアップ自体は失敗するケースも少なくないというのも事実です。成功に届かなかった要因は技術・アイデアが評価されなかった、それだけでしょうか。数多くのスタートアップが生まれる中において、本来であれば社会に還元されるべき多くの技術・アイデアが埋もれてしまっていればそれは看過できない社会課題の一つです。その課題について、スタートアップを取り巻く「ビジネスエコシステム」を主題として、「ステークホルダー」・「ファイナンス」・「M&A」などといった観点も用いつつ紐解いていきます。本授業の計画やファシリテーションは、現役コンサルタントが行います。
本授業では、実際に社会で日本企業の課題解決に携わるコンサルタントのもと、「現在社会の最前線の課題とは何か」、「その課題解決のアプローチとはどういうものか」、さらに学生みなさんの視点で「自分たちならどうアプローチし、解決したか」を学び・探求することを通して、課題解決に必要な視点・思考力・提案力を身に着けることを目指します。
具体的なテーマとして、近年急成長しているスタートアップに焦点をあて、スタートアップが抱える課題や関係者の多様な視点について学び、議論を行います。議論を通じてスタートアップの価値をどのように社会全体に還元するかを考えるほか、スタートアップを支える関係者(大企業、株式市場、ベンチャーキャピタル(VC)、政府など)がどのようにアイデアや技術を拡大し、社会全体に寄与できる形にするかを、実際の課題を取り上げながら学びます。
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