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最終更新日:2024年10月18日

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全学体験ゼミナール (火山との共生:箱根火山を知ろう)

火山との共生:箱根火山を知ろう
このゼミナールでは,地球科学の一分野である火山学の基礎と,実際に発生した火山活動が学術的にどのように理解できるかを,首都圏に最も近い活火山・箱根火山を例に学ぶ。2回の事前授業により火山学の概要と箱根火山の基礎について学ぶ。そして12月上旬に実際に箱根火山での巡検を行い,実スケールの火山を体験し,火山研究の現場に触れる。講義と巡検を通して火山研究の一端に触れ,火山学の役割や火山と人間社会とのかかわりについて考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51410
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (火山との共生:箱根火山を知ろう)
前野 深
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
12月に2回の講義を行う(12月2日(月),12月9日(月)を予定)。講義の内容は,第1回目では主に地球物理学的手法(地震や地殻変動など)に関する基礎的な解説を行い,箱根火山において実施されている観測研究,近年の噴火で明らかになったことについて解説する。第2回目では主に地質学的・岩石学的手法による活火山研究の基礎について紹介し,火山の噴出物や堆積物からわかること,箱根火山の活動履歴や火山災害について解説する。これら2回の講義に加えて,実際に箱根火山での巡検を行うことにより(12月14日土曜,日帰りを予定),実スケールの火山を体感する。巡検では,箱根火山の地形や地質を観察し,その成り立ちについて考える。また,神奈川県立生命の星・地球博物館を訪問予定である。これらの講義および巡検を通して,火山学の基礎を学び,火山と人間社会とのかかわりについて考える。
授業の方法
講義(90分)を2回,巡検を1回行う。
成績評価方法
講義および巡検の出席状況とレポートにより評価する。
履修上の注意
地球科学に興味を持っていることが望ましい。 野外巡検に参加できる人数には、移動手段や安全上の理由から制限を設ける。 履修希望者が多い場合には、アンケート and/or 抽選により履修者を選抜する。