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最終更新日:2025年4月21日

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事例研究(コーポレートガバナンス)

事例研究(コーポレートガバナンス) コーポレートガバナンス・スチュワードシップコードの深化~アベノミクスの先に何を求めるか
我が国のコーポレートガバナンス改革により企業の経営環境は大きく変化してきた。近年、コーポレートガバナンスが問題となる事例が数多く見られ、また、日本の制度に伴うバイアスについての研究も進んできている。そして、こうした事例に対応する形で、新たなガバナンスの方式が模索・提案されたりもしてきた。
この授業では、これまでの政策の変遷を踏まえ、現段階での世界の最新の論調を踏まえて事例を見直し、それはどのような原因・メカニズムで発生するのか、そしてそうした問題は今後どのようにすれば改善することができるのか、コーポレートガバナンス制度の評価という視点から検討を行っていく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5140715
GPP-MP6Z40S1
事例研究(コーポレートガバナンス)
鈴木 寛
A1 A2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
第1回  10月 8日 イントロダクション            林・中原・萬澤 第2回 10月15日 コーポレートガバナンスの構造          林・萬澤 第3回 10月22日 日本におけるコーポレートガバナンスの展開        中原・萬澤 第4回 10月29日 コードの深化              中原・萬澤ほか 第5回 11月 5日  世界のコーポレートガバナンスの底流         林・萬澤 第6回 11月12日 企業と機関投資家の共創          今井 エフィッシモ代表 第7回 11月19日 国内外における機関投資家と企業のエンゲージメントの動向 三和 明治大学教授  第8回 11月26日 企業と投資家の建設的対話について(投資家の立場から)            三瓶 アストナリング・アドバイザー合同会社 代表 第9回 12月3日 企業と投資家の建設的対話について(企業の立場から)            日戸 元オムロン専務執行役員 第10回 12月10日 日米の企業風土とガバナンス環境   桂 元米国TDK副社長  第11回 12月17日 TBD     ゲストスピーカー  第12回 12月24日 最終プレゼンテーション 第13回  1月 7日 Office Hours             林・中原・萬澤 このスケジュールはTentativeであり、ゲストスピーカーの都合などにより変更がありうる
授業の方法
演習形式 コーポレートガバナンスの基本的骨格、発展の歴史、国際比較を概観したのち、企業価値の向上に向かっての経営者と投資家の協働作業の在り方についてゲストスピーカーからの多面的な視点からの話をもとに検討を行う。最終的には参加者は事例について自ら調査し発表を行う。 最終的には、期末レポートの提出を求める。
成績評価方法
・レポート提出(70%) テーマは自由。 分量の多寡は問わないが、5,*****文字程度を目安に記述することが望ましい。 ・授業への参加状況(30%)
教科書
特になし。
参考書
授業の中で適宜示す。
履修上の注意
前期の「コーポレートガバナンス」を受けていることが望ましいが、後期からの参加者も歓迎する。 同授業を未履修の者については、 ・日本版スチュワードシップコード・コーポレートガバナンスコード, ・Jean Tirole "Corporate Governance" Econometrica, Vol.69, No.1 (Jan., 2001) ・中西宏明「日立の取締役会改革」(2021年1月21日,日本取締役協会)等の文献を適宜参照しておくことが理解の増進に有益である。
その他
照会がある場合は、下記の担当教員までメールで照会のこと。 *****