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最終更新日:2024年8月27日
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事例研究(信託法に関する実務上の諸問題)
事例研究(信託法に関する実務上の諸問題)/ Case Study (Trust Law and Regulation)
担当教員は、信託関連法令あるいは信託銀行の業務に関する案件を専門分野の一つとする弁護士である。
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担当教員から、実際に取り扱った案件や法律問題を紹介しつつ、信託法の概説やベーシックな信託契約の読み方の説明を行った上で、各参加者が自ら選択したテーマについて発表し、その発表に基づいて担当教員や参加者が議論を行うことを予定している。信託法の概説やベーシックな信託契約の説明をする際、民法(及び会社法)のルール等が前提知識になるが、毎年学部3年生4年生が参加しており、カリキュラム上、そのような前提知識を有することを当然の前提にすることはできず、また、経験上、関連する民法(及び会社法)のルール等をていねいに説明する方が演習が活発になるので、そのようなルール等の説明を省略することはしない。
参加者が、実定法としての信託法の内容、信託関連法令に関する基本的な知識を身につけると同時に、実務で生じるような問題を法的に分析することへの興味・関心・野心を抱くに至ることが、この演習の目的である。
民法、会社法のような実定法の勉強の延長で実定法としての信託法を勉強したいという学生あるいは信託を用いた金融実務に興味のある学生の参加を想定している。
実務家教員(弁護士)による演習であることに関連して万が一にでも誤解のないように申し添えておくと、(横文字や「最先端」というような語を交えつつ)単なる「実務ではこうなってます」式の説明をするつもりはなく、少なくとも主観的には、一弁護士・一法学徒が法令の条文、判例/裁判例、学説などを踏まえ何をどのように考えて仕事をしているのかを垣間見せることを意図している。
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