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最終更新日:2024年10月18日
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事例研究(財政政策Ⅱ)
財政政策、税制、財政運営に関係する事例研究をおこなう。問題の設定、基本的な事実に関してのリサーチをおこない、解決策を探る。
この授業では、受講生が関心のある個別政策を選択して、①EBPM(根拠に基づく政策立案)の観点から、実施あるいは計画されている政策を検討すること、②EBPMに沿った政策立案が行われているか否かどうかを検討すること、を行う。
その際、国⽴国会図書館調査及び⽴法考査局総合調査報告書『EBPM(証拠に基づく政策形成)の取組と課題』(2020年)「第Ⅱ部 EBPMの観点からの個別事例分析」の手法にならい、原則として以下の6つの評価の視点を用いる。「政策目的は適切に設定されているか」「政策は適切に体系化されているか」「アウトカム指標は適切に選択されているか」「アウトカム目標の水準は適切に設定されているか」「政策効果に関する適切なエビデンスが示されているか」「アウトカムの実績への政策の貢献は適切に検証されているか」。これらの視点からの評価に加えて、政策自体の課題も分析対象となる。
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