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最終更新日:2026年10月16日

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事例研究(公共経済政策:問題分析)

事例研究(公共経済政策:問題分析)
 官公庁やシンクタンク、コンサルティング会社などで経済分野の政策分析業務に従事する者は、業務の一環として、政策課題をテーマとしたアウトプット(レポート、論文等)の作成機会を与えられることがある。本授業(「公共経済政策」)の目標は、そうしたアウトプットのうち実証分析に基づく「論文」を想定して、それを作成する際に有用な知識や技能を受講者が実演を通じて習得することである。
 前期(S1・S2セメスター)の「問題分析」では、この目標を達成するための基礎固めを行い、後期(A1・A2セメスター)の授業で実際に論文を完成させるための橋渡しを行う。授業は、受講者が関心を持つ国や地方自治体が直面する政策課題について、先行研究と制度・施策を調査した結果を報告することを中心に進められる。最終的には、実証分析の裏付けとなる理論的な枠組みを十分に意識した形で研究計画を作成する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5140205
GPP-MP6E40S1
事例研究(公共経済政策:問題分析)
小川 光
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
・第1回:ガイダンス ・第2回:政策課題をテーマとした論文の書き方(教員による講義) ・第3回:論文執筆テーマの選択(教員と受講者によるディスカッション) ・第4回:既存の論文を題材とした演習①(受講者による報告) ・第5回:既存の論文を題材とした演習②(受講者による報告) ・第6回:計量経済分析、先行研究サーベイについて(教員による講義) ・第7回:先行研究サーベイの結果に関する中間報告①(受講者による報告) ・第8回:先行研究サーベイの結果に関する中間報告②(受講者による報告) ・第9回:先行研究サーベイの結果に関する中間報告③(受講者による報告) ・第10回:関連した制度・施策に関する中間報告①(受講者による報告) ・第11回:関連した制度・施策に関する中間報告②(受講者による報告) ・第12回:関連した制度・施策に関する中間報告③(受講者による報告) ・第13回:研究計画書の内容に関する報告(受講者による報告) (注)受講者の数や授業の進捗状況に応じた内容の見直しがあり得る。
授業の方法
今日の日本が直面している国政・地方行政上の諸課題について、公共経済学の理論をベースとした実証分析を行った上で、分析結果から得られる示唆(政策的含意)を論文にまとめ、報告するための訓練を行う。前期には、まず、受講者が、既存の学術論文を題材として、特定の政策課題に対してどのような分析手法に基づき解決策が導き出されているのかを報告を行う。その上で、受講者が、財政や社会保障等の分野から具体的なテーマを選択し、先行研究のサーベイや、当該テーマに関連した制度・施策の調査を通じて、リサーチ・クエスチョンを明確化し、研究計画書を作成する。教員は、研究計画書の作成に向けた過程において必要な指導を適宜行う。
成績評価方法
成績は、(i)出席状況、(ii)授業への貢献(プレゼンテーションやディスカッションへの参加)、(iii)最終的な研究計画書(8月上旬頃を期限として提出)の内容を総合的に踏まえ、評価する。
履修上の注意
2~3名のグループ単位での作業を基本とする。中級レベル以上のミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学の内容を理解している者による履修を想定する。ただし、この条件を満たさない者であっても、論文の作成に向けた意欲を持っている者の履修は排除しない。なお、後期の「公共経済政策:解決策分析」も引き続き履修することを原則とする。
その他
授業は4月10日(金)から始まる。なお、過去の受講者によって作成された論文の一部は、GraSPPホームページの「学生の教育研究成果」<https://www.pp.u-tokyo.ac.jp/*****>に掲載されているので、授業で求められる到達点の一つとして参考にするとよい。