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事例研究(デジタル時代の行政と社会)

事例研究(デジタル時代の行政と社会)
情報通信技術の発展は様々な行政の変化をもたらしつつある。しかし、技術の特性だけによって変化が促される場面はごく限られている。技術の中には、本質的に政治的な技術もあれば、明確な政治的目的を持って設計される技術もあり、意図せざる結果としての政治的効果を伴う技術も存在する。また、技術の変化は行政におけるプラクティスや制度の変化と共進化することでインパクトを持つ。この授業では、まず、第1部において、基本的文献も用いつつ、今日さまざまな形で展開している行政の変容やそのころ試み及び変容のためのプロセスについて、19世紀以来の官僚制の成立とその変化という幅広い文脈に位置づけ、議論する。その上で、第2部においては、近年、電子政府、デジタル・ガバメント、情報セキュリティの確保といった枠組みの下で試みられている様々な実務的技術的取組を、現場の実務家や理系研究者の講義に基づいて検討する。そして、第3部においては、参加者が関心を持つ任意のテーマに関するレポートの構想を発表し、相互に議論する。最終的には、各参加者はレポートをまとめることが求められる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5140165
GPP-MP6Z40S1
事例研究(デジタル時代の行政と社会)
城山 英明
A1 A2
火曜5限
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
<構成(予定)> 1.イントロダクション:情報技術と行政の変容 第1部 理論的検討 2.科学技術と管理-官僚制の歴史的検討 3.新公共管理(NPM)と電子政府 4.官僚制的テクノロジーからの脱却? 5.人工知能(AI)と行政 6.移行管理(Transition Management)と政策デザイン 第2部 実践的検討 7.セキュリティの確保 8.デジタル・ガバメントと政府CIOの役割 9.サービスデザイン 10.データ連携と活用のための基盤整備 11.ベースレジストリーと組織間連携 12.行政におけるデータ活用-自治体の現場から 第3部 総括 13.レポート構想報告
授業の方法
講義及び参加者による文献報告と討議
成績評価方法
授業における報告、最終報告、平常点
教科書
文献は開講時に指示する。
参考書
ジェーンファウンティン『仮想国家の建設』(一藝社、2005年) 奥村裕一・城山英明「行政における業務改革とIT」(城山英明編『政治空間の変容と政策革新⑥科学技術のポリティクス』(東京大学出版会、2008年、153-187頁) 城山英明「電子政府とガバナンス」(『行政&情報システム』2010年4月号、6-10頁) 城山英明「行政におけるAI・ロボット等の活用の展望と課題」(『行政&情報システム』2019年8月号、29-33頁) 羅芝賢『番号を創る権力:日本における番号制度の成立と展開』(東京大学出版会、2019年)
履修上の注意
特になし。