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最終更新日:2024年4月1日
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事例研究(デジタル時代の行政と社会)
事例研究(デジタル時代の行政と社会)
情報通信技術の発展は様々な行政の変化をもたらしつつある。しかし、技術の特性だけによって変化が促される場面はごく限られている。技術の中には、本質的に政治的な技術もあれば、明確な政治的目的を持って設計される技術もあり、意図せざる結果としての政治的効果を伴う技術も存在する。また、技術の変化は行政におけるプラクティスや制度の変化と共進化することでインパクトを持つ。この授業では、まず、第1部において、基本的文献も用いつつ、今日さまざまな形で展開している行政の変容やそのころ試み及び変容のためのプロセスについて、19世紀以来の官僚制の成立とその変化という幅広い文脈に位置づけ、議論する。その上で、第2部においては、近年、電子政府、デジタル・ガバメント、情報セキュリティの確保といった枠組みの下で試みられている様々な実務的技術的取組を、現場の実務家や理系研究者の講義に基づいて検討する。そして、第3部においては、参加者が関心を持つ任意のテーマに関するレポートの構想を発表し、相互に議論する。最終的には、各参加者はレポートをまとめることが求められる。
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