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最終更新日:2024年10月1日

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文理融合ゼミナール(身体と芸術)

兜太・ゴダール・高畑:俳句ソニマージュ
YouTubeやInstagramなど、一般のユーザが日常的に音声動画を発信する社会状況となり、結果的にコンテンツ品位の低下も著しい。このコマは2016-17年、映画監督の高畑勲、俳人の金子兜太両氏と「こういう授業があったらいいだろう」と話していたものを、両氏の急逝(いずれも2018年)を経て、改めて実現してみようと今年度前期から開始したものである。議論の背景には、担当者が作曲家・演奏家としてコミットしてきた映画やテレビジョン放送での実践、とりわけスイス=フランスの映画作家ジャン・リュク・ゴダールのSon-Imageの考え方があることから、表記の題目とした。表現する個人としてメディア社会に一人立つことを、感じ考えてもらえればと思う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51392
CAS-IC2420S1
文理融合ゼミナール(身体と芸術)
伊東 乾
A1 A2
火曜6限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
履修者の準備状況を見て最初の3週ほどで大枠を決定する。コロナ感染の状況を見つつ、中盤に編集ソフトウエアなどの作業実習を行えればと考える(前期は夏休み直前になってZOOMなどで行った)。最終的に制作コンテンツをYouTubeなどを通じて発信、互評までの一連の経験を通じて、表現する主体を引き受けるとはいかなることかを、感じ、考えてもらえればと思う。
授業の方法
若干の座学、ゼミナールと演習。
成績評価方法
演習参加と最終的な成果物の提出(作品ならびに互評)
履修上の注意
参考まで、先学期、研究室サイドで院生などが作った動画例をいくつか挙げておく https://www.youtube.com/***** https://www.youtube.com/***** 学生の作例もYouTubeに上がっており、それらについてはオリエンテーション以降に紹介する。 担当者はクラシック系統の音楽の作曲家・演奏家で、東大着任直前、1997-99年にかけては地上波テレビジョン番組「新・題名のない音楽会」の芸術監督などとして不特定多数に向けての公衆配信に携わり、放送法/電波法の制約があるなかで職業人として音声動画を配信、着任後はナチス・ドイツの「ホロコースト」、「ルワンダ・ジェノサイド」日本については戦時情宣のほか「オウム真理教」裁判と事後の経緯で音声動画メディアマインドコントロール問題に取り組んできた。作り手の立場から実践的な内容を教授する。