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最終更新日:2026年10月16日

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全学自由研究ゼミナール (遊んで学ぶ!ゲノム育種ゲームでひもとく遺伝学とデータ科学 )

遊んで学ぶ!ゲノム育種ゲームでひもとく遺伝学とデータ科学
本授業では、シミュレーションゲームを通じて、ゲノム情報を活用した育種戦略や遺伝学・データサイエンスの応用を体験的に学ぶ。育種とは、優れた形質をもつ作物や家畜を選び出し、交配や選抜を通じて次世代へと受け継がせる営みであり、農業の根幹を支える重要な技術である。育種はこれまで、育種家の経験と観察によって大きく進められてきた。近年では、ゲノム情報という新たなデータを活用し、より効率的かつ高精度に選抜を行うゲノム育種が注目されている。新しい品種を開発するには、選抜個体、選抜強度、交配様式、交配組合せ、各形質に対する選抜の重みなど複雑な要因が絡み合う。本来、これらの要因の効果を定量化するには長期間の栽培試験が必要であるが、コンピュータシミュレーションを活用することで、効率的に育種戦略を探索でき、どの程度遺伝的に改良できるのかが予測できる。授業では、ゲノム情報を活用しながら選抜を行うゲノミック選抜を中心に、優れた品種改良戦略とは何かについて議論し、実際に設計・検討する。また、育種設計における最適化手法の有無がシミュレーション結果に及ぼす影響についても検討し、理論と実践の両面から理解を深める。

さらに、本授業を通して学生は以下のスキルを身につける。

1) ゲノム情報を利用した選抜戦略の立案力
2) 育種過程をモデル化し、最適化を考える力
3) シミュレーションデータの解析および結果解釈の力
4) データサイエンス的視点から農業課題を解決する応用力
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51385
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (遊んで学ぶ!ゲノム育種ゲームでひもとく遺伝学とデータ科学 )
師田 郷太
A1
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回授業はオンライン、第2回授業から対面。 第1回 ガイダンス(育種とは) 第2回 ゲノム育種 第3回 育種シミュレーションゲーム(1) 第4回 ゲノミック選抜の理論・最適化 第5回 育種シミュレーションゲーム(2)最適化なし 第6回 育種シミュレーションゲーム(3)最適化あり 第7回 まとめ(今後の展望)
授業の方法
本授業は、講義と育種シミュレーションゲームを用いた演習の二本立てで構成する。講義では、ゲノム情報を活用した育種戦略、遺伝学の基礎、データサイエンスの応用例について解説する。教科書は特に指定せず、毎回配布する資料をもとに進める。講義内容は、育種戦略の理論的背景やシミュレーションで使用する手法の理解を深めることを目的とする。育種シミュレーションゲームでは、各自がコンピュータを用いてゲームを実行する。交配設計、選抜戦略の立案、シミュレーション結果の解析と解釈を行い、ゲームを通じて理論を実践的に体得する。また、シミュレーション後には結果を共有し、シミュレーション条件の違いが結果に与える影響について議論を行うことで、批判的思考力を養う。
成績評価方法
本授業の成績は、出席、小レポート、最終レポートを総合的に評価して決定する。
履修上の注意
本授業は原則として対面で実施するが、第1回授業(10月6日)のガイダンスはオンラインで行う。講義および演習の一部ではPCを使用するため、各自準備を整えておくこと。