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最終更新日:2025年4月21日

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全学自由研究ゼミナール (センサ技術とAIを使ったスポーツアナリティクスについて考えてみよう)

センサ技術とAIを使ったスポーツアナリティクスについて考えてみよう
スポーツアナリティクスとは、スポーツに関するデータを収集・分析して、選手やチームのために活用することをいいます。スポーツの世界は経験や勘が重要であり、データ活用とは縁遠い分野であるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、近年ではデータ収集技術が向上したことや、データ活用により成果をあげているプロスポーツチームが増えてきたということもあり、スポーツの世界でもデータ活用が重要視されるようになっています。

本講義では、スポーツアナリティクスの技術を高めること、もしくは、従来では実現しえなかった新たなデータ分析を提供することで、スポーツの競技レベルの向上と、スポーツの新たな魅力を引き出すことを目的に、「センサ技術とAIを使ったスポーツ穴ティクス」手法について考えていきたいと思います。あらゆるスポーツを対象とします。例えば、個人競技では、陸上、水泳、柔道、テニス、スノーボードなど、チーム競技では、野球、サッカー、ラグビーなどです。

スポーツアナリティクスには、さまざまな学問知識の融合と応用が必要となります。データ取得のためのウェアラブルセンサを構築するための、電気電子・機械工学、センサデータを処理して学習させてモデルを構築する情報学だけでなく、認知科学、生理学、心理学、さらには、システムを利用してもらうための経済学などが例示できます。これらについての了見を広げられ、融合したものづくりのためのセンスを養える機会を提供します。

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※このゼミは10月2日(火)6限(18:45~)にZoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。
ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51370
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (センサ技術とAIを使ったスポーツアナリティクスについて考えてみよう)
亀崎 允啓
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
本講義では、スポーツ現場で行われているスポーツアナリティクスについて紹介します。そして、データアナリティクスの本質的向上、もしくは、従来では実現しえなかった新たなデータ分析を目的とした、「センサ技術とAIを使ったスポーツアナリティクス」について考えていきます。最後に、今後のスポーツアナリティクスのあるべき姿、さらには、より他分野へのデータアナリティクス手法への応用について議論します。 10/12(土) 3,4限、駒場Ⅰキャンパス KOMCEE West K402教室  :スポーツアナリティクスの概要、スポーツDXビジネスの事例紹介 10/26(土)3,4,5限、駒場Ⅰキャンパス KOMCEE West K402教室  :センサ技術、AI技術の紹介、個人テーマの共有 11/02(土)3,4,5限、駒場Ⅰキャンパス KOMCEE West K402教室  :AIアナリティクス(データ分析、統計など),グループワーク1 11/09(土)3,4,5限、駒場Ⅰキャンパス KOMCEE West K402教室  :AIコーチング(信頼関係の構築、傾聴など),グループワーク2 11/16(土)3,4限、駒場Ⅰキャンパス KOMCEE East K113教室  :センサ技術とAIを使ったスポーツアナリティクスの提案(発表会)
授業の方法
対面の集中講義形式(土曜日)で実施します。 講義、グループワーク、ディスカッションを内容に応じて実施します。
成績評価方法
出席、レポート、最終発表にて総合的に評価します。
履修上の注意
特に事前知識は必要ありません。スポーツと科学技術の融合に関して熱い思いがある人は是非、受講してください。ちなみに、担当教員は、サッカーのデータアナリティクスに興味あり。