学部前期課程
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学内で開催されるオンライン授業の情報漏えい防止のため,2020年9月16日以降は授業カタログの更新を見合わせています

学術フロンティア講義 (競争法の世界)

競争法の世界
 競争法(独禁法の国際的通称)は、身近な生活から世界的大型事件まであらゆるところに関係し、また、国内法の国際的適用や専門家の国際交流が活発に行われている法分野です。多様なバックグラウンドを持つ国内外の研究者・実務家が、それぞれが得意とする問題について講義します。内容の詳細は「授業計画」のとおりです。
 ZoomとGoogle Classroomを用いたリアルタイム型のオンライン授業とする予定です。開講日までは、アクセス方法を含む詳細・変更をUTASのこの場所で知らせます。
 教養学部の原則方針に従って90分授業とし、15分程度で書ける課題を授業終了後同日中にGoogleフォームで提出する、という枠組みを予定しています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51360
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (競争法の世界)
白石 忠志
A1
火曜2限
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教室
講義使用言語
日本語、英語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
9月29日(火)白石忠志(法学政治学研究科教授) 「競争法の基本的枠組み」  第2回から第7回までの講義を理解するために必要な基本的枠組みを説明します。競争法は企業の健全な競争に寄り添う法律であって、競争法を学ぶことは企業の競争行動を裏から学ぶことを意味します。 (第1回に授業のガイダンスも行います。) 10月6日(火)滝澤紗矢子(東北大学大学院法学研究科教授) 「競争法における「市場」とは?」  東宝・スバル東京高裁判決(昭和26・9・19)を読みながら、競争法における「市場」の考え方を検討します。 10月13日(火)小野田志穂(法学政治学研究科特任助教) 「景表法の世界」  景品表示法は、うそや誤解を与える表示を規制し、消費者利益を保護しています。講師が公正取引委員会職員として不当表示事件の調査に携わった経験から、消費者に身近な法律である景表法の魅力、公務のやりがいをお話しします。 10月20日(火)原悦子(アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士、法科大学院専任実務家教員) 「競争とは何か?――最近の企業結合事例を素材として」  競争法で扱う競争とは何か。企業の買収や合併などのM&A取引の場面において、企業間の競争がどのように分析されるかについての検討を通じて、競争についての理解を深めます。 10月27日(火)長澤哲也(大江橋法律事務所弁護士) 「取引の相手方に不利益を与える行為」  取引の一方当事者が他方当事者に対して不利益を与えることにつき、独禁法の問題(優越的地位の濫用)となる場合があります。本来ならば当事者間の民事上の問題である行為が、なぜ、公法上の問題として規制されるのか、また、どのような不利益を与える場合に、独禁法上問題となるのかについて、考察いたします。 11月10日(火)LIU, Carol Xianxiao(Axinn, Veltrop & Harkrider法律事務所弁護士) 「Introduction to US antitrust law and practice」  This class will provide an overview of US antitrust law and practice. We will start from a general introduction of the US antitrust law - Sherman Act - and its enforcement bodies (Federal Trade Commission, Department of Justice, and private litigation). We will then cover several interesting antitrust issues/case law in the US that came up recently. Lastly, I will briefly talk about going to law school and practicing law in the U.S. 11月17日(火)VANDE WALLE, Simon A.W.(法学政治学研究科教授) 「Competition law across the globe」  Competition law has become a global phenomenon: more than 130 countries now have some form of competition law. This lecture will sketch the global spread of competition law and give you a flavor of some of the different competition laws that exist across the globe.
授業の方法
 概ね以下のように予定しています。変更の可能性があります。 1 Google Classroomで予習資料(あれば)を提示し 2 Zoomを用いてリアルタイムでオンライン講義を行い 3 質疑応答等を行って 4 その授業時間内に終えることのできる程度の課題に取り組んでもらいます。 (課題提出の締切は、トラブル等に対応するため、同日の遅い時刻とします。)
成績評価方法
 7回中6回について、出席し課題に取り組んで提出した場合に、単位を認定します(合否のみ)。
履修上の注意
 特にありません。
実務経験と授業科目の関連性
 講義を行う講師7名のうち5名は、公正取引委員会、欧州委員会、法律事務所などにおける競争法実務の豊富な経験を持っており、それらを活かして競争法の先端を講義します。